結婚したい職業1位! 公務員のおいしい実態「また合コンで…」
「今度の週末、また合コンなんですよ。合コンしてほしいという声が多くって!」と語るのは、関東地方の市役所に勤める30代男性職員の弾む声だ。今、”公務員のモテキ”が来ている。不況と震災で急増する「安定した普通の生活」を求める女子たちの視線を集めているのだ。
女性が結婚したい職業でも、公務員は医師を抜きさって1位となった。2010年「ゼクシィ」調べによると、結婚したい男性の職業ランキングで5位は、金融関係・建築関係・航空関係。4位はIT・コンピュータ関係。3位は弁護士など法律関係。2位が医師など医療関係。そして堂々1位が公務員となっている。
「よほどのことがないかぎりクビにされない身分保障、民間の給料が下がったことで割高になった給料、やすやすと住宅ローンが通る社会的信用。この3つが備わっている公務員は、この不況のなか、やはりお得感のある職業といえるでしょう」
と語るのは市役所職員、国家公務員(I種)を経て、現在は兵庫県立大学大学院教授を勤める公務員のカリスマ、中野雅至さんだ。公務員のなかでも特に中野教授が関心を寄せているのが、地方公務員だという。
「まずは地方にある企業と比較して給料が高値で安定していること。さらには”イケダン”が結婚相手の条件にもなっている今、時間に余裕がありそうに見えて家事や育児の協力を期待できそうな、地方公務員は、婚活する女性にとって『おいしい』と感じられています」