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「クライアントが広告契約を考えるときにまず重要視するのは話題性。その点、『〇〇さんの子供』という看板が使え、世間からの覚えも早い2世タレントは起用に際して非常に有利。会議でも話題にあがることが多いです」(大手広告代理店・A氏)

 

日々、目まぐるしく変わる芸能界。そんな中、今アツいのが2世タレントだという。本誌は複数の広告代理店関係者から2世タレントの最新CMギャラリストを極秘入手した。

 

まず、8,000万円と圧倒的トップを誇るのが絶対女王・宇多田ヒカル(35)!

 

「故・藤圭子さんの娘として鳴り物入りでデビューした宇多田さんですが、世界的に活躍し、もはや2世の枠にとどまっていません。海外で過ごすことも多く、スケジュールが取れないことも価値を高めていますね。今年はアルバムリリース、12年ぶりにツアー開催と活動的なので、手を挙げているいるクライアントもこれまで以上に多いです」(前出・A氏)

 

宇多田に続き6,000万円と堂々の若手トップを飾るのは、ドラマ『花のち晴れ』(TBS系)で主演を務めた杉咲花(20)だ。

 

「あまり知られていませんが、杉咲さんも実は二世。10代で日本アカデミー最優秀助演女優賞を獲得する実力派。親の力ではなく、自分の力で掴んだ2位だと思います」(前出・A氏)

 

そして、俳優トップは松田龍平(35)と松田翔太(32)。兄弟揃って5,000万円代にランクインした。

 

「松田さん兄弟は二人とも演技派で映画、テレビ業界からのオファーも絶えないです。特に翔太さんは今年、同じく二世の秋元梢さん(31)と結婚。お似合いのカップルと評判で、夫婦での出演オファーもすでに来ているそうです」(前出・A氏)

 

また30代で急成長株なのが、先日行われたカンヌ国際映画祭で出演作『万引き家族』の演技が高く評価された安藤サクラ(32)。3,000万円代でのランクインだけでもすごいが、まだまだ伸びしろがあるという。

 

「安藤さんはカンヌ効果でオファーが殺到しています。一児のママとなり、10月からスタートするNHKの朝ドラでは主演に抜てき。大手クライアント受けも抜群なので、ギャラがさらに上がる可能性もあります」(大手広告代理店・B氏)

 

8月末には世界3大映画祭の一つであるベネチア国際映画祭が行わる。日本からは塚本晋也監督(58)の『斬、』がコンペティション部門にノミネートされており、新しいスターの誕生に期待して待とう。

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