「投票率が上がって、少なくとも半分以上、70%、80%ぐらいまで投票率が上がった時にどんな結果が出るのかを見たいと思う。どんな世の中にするかっていうのは自ずとその時に答えが出るんだと思うんですよね」
7月10日に投開票が行われる参議院選挙。約5割という低い日本の投票率が取り沙汰されるなか、投票への思いをこう語ったのは小泉今日子(56)。これは著名人らが参院選を前に投票を呼びかける「VOICE PROJECT」の一環として、6月21日に公開された動画での発言だ。
’20年5月にはTwitterで「#検察庁法改正案に抗議します」というハッシュタグをつけた投稿を複数回行うなど、政治への積極的な発信も増えている小泉。いっぽうで’18年以降、地上波の連続ドラマに出演しないなど、女優業からは遠ざかっていた。
しかしデビュー40周年の今年、華々しく表舞台に舞い戻ってきたのだ。
「今年2月からは31年ぶりとなる全国ホールツアーを開催し、軒並みソールドアウトするなどキョンキョン人気は健在。さらに、11月24日にNetflixで全世界配信されるドラマ『First Love 初恋』に満島ひかりさん(36)演じるヒロインの母親役で出演するなど、女優としての活動も控えています。この出演は満島さんからが熱望したことで実現したものだそうで、業界内でも根強い人気を誇っています」(テレビ局関係者)
歌手、女優としての活躍も目立ついっぽうで、彼女は裏方としても精力的に活動。’15年に舞台や音楽の企画制作会社として設立した「株式会社明後日」の代表取締役として、プロデュース業にも力を入れている。
そんな「株式会社明後日」が直近にプロデュースした舞台が、5月から6月にかけて東京と大阪で上演された『青空は後悔の証し』。これには恋人の豊原功補(56)も出演している。小泉の力の入れようは相当なものだったようだ。
「終演後は小泉さん本人がスタッフと一緒にロビーに立って、来場客に感謝を述べながらお見送り。注意事項などを伝える劇場内のアナウンスも小泉さんが行うなど、プロデューサーとして前面に立っていました」(舞台関係者)
本誌も5月中旬、同舞台の稽古の際、劇場の入り口で出演者を待ってエスコートする小泉の姿を目撃している。
プロデューサーとして甲斐甲斐しく働く小泉だが、やはり息抜きも大事なようだ。東京公演が行われていた5月下旬の昼下がり、劇場前の路上で、通話する小泉。穏やかな表情で電話をする小泉の右手には、加熱式たばこが。
路上を歩きながら時折加熱式たばこを喫煙し、ご機嫌な様子で通話を楽しむ小泉。喫煙と電話を終えると、軽快な足取りで劇場へと戻っていった。
束の間の休憩時間を楽しんだ小泉だが、加熱式たばこを吸っていたのは公道。果たして問題にならないのだろうか。劇場がある世田谷区の公式HPを見ると、「火をつけない加熱式たばこについては『喫煙による迷惑行為』の対象としておりません」との表記があったので、ひとまず条例違反ではないようだ。
しかし「条例の規制対象ではありませんが、周りにいる人のことを思いやり、マナーを守って使用していただくようお願いいたします」という表記も。人の目はもう少し意識したほうがいいかも?