「最近は収録の合間も共演者と雑談するなど、復帰直後に比べて体調にだいぶ余裕が出てきたようです。今はWBCの予習に励み、各選手のデータを頭にたたき込んでいるといいます」(テレビ局関係者)
休養から復帰して2カ月。精力的に仕事をこなしている中居正広(50)。8日開幕のWBCでは公認サポートキャプテンに就任。目下、この大役に燃えているという。
一時は激やせが注目され心配されていた。現在も病状を明らかにしていないが、『週刊新潮』は昨年9月に盲腸がんの手術を受けたと報じ、『女性セブン』は昨年11月に再手術を受けたと報じている。
「今は体重は戻ってきたようですが、一気に食べると吐いたり冷や汗が出たりと不調をきたすこともあって、一日に何回かに分けて食事するなどして調整しているそうです」(前出・テレビ局関係者)
かつて、中居の偏食ぶりは周囲によく知られていた。
「もともとは、とんかつや天ぷらを自ら揚げるほど揚げ物が大好き。肉食がメインで、野菜は嫌いなためほとんど食べませんでした。でも年齢を重ねて食事のバランスを気にするように。休養後の現在は、油っこいものは我慢しているそう。とんかつはやめて、しょうが焼きや豚汁を食べているそうです」(前出・テレビ局関係者)
そんな中居が近ごろ、毎日のように作っているメニューがある。
「もっぱら自分でお粥を作って食べていると話していましたよ」(番組制作関係者)
お粥づけの生活は本人にとっては、我慢の日々のようだ。
「卵粥にしたり梅粥にしたり、シンプルに塩で味付けしたりしているそうで、あまりバリエーションがないので『原始的な生活を送ってるよ……』とぼやいていました」(前出・番組制作関係者)
医療法人財団足立乳腺クリニックの柏葉匡寛院長は、病後の食生活としてお粥の利点をこう話す。
「お粥は普通に炊いたご飯と比べて消化がよく、早くエネルギーを摂取できるメリットがあります。胃腸にも負担がかからず、胃腸を休める時間を作ることもできます」
そこまで体調を優先している背景には、熱い野球愛がーー。
「WBCの決勝トーナメントはアメリカで行われます。侍ジャパンがそこに進めば、中居さんがリポートのために渡米する可能性も。その場合、フライトも10時間を超えますし、体調を万全にしておきたいところでしょう。現地で日本が世界一奪還を達成する瞬間を、目の当たりにしたいでしょうからね」(前出・テレビ局関係者)
お粥生活で、執念の渡米を果たせるかーー。