これまでメディアに公開されていなかったロト1等の当せん売り場情報を本誌では今週も独自に入手。今回は8月25日抽せんの第537回ロト7で1等5億9千124万5200円が出た広島県「チャンスセンターイオンモール広島祇園店」と高知県「御座エースワンチャンスセンター」の億招きエピソードを紹介しよう。
広島県「チャンスセンターイオンモール広島祇園店」は広島市郊外のイオンモール広島祇園店内にある売り場。22年9月15日抽せんのロト6 でも1等2億3千794万円が出ているロトにめっぽう強い売り場として、地元の宝くじファンに評判の売り場だという。
「じつは今年7月13日抽せんのロト6で県内の『安古市ゆめタウンチャンスセンター』から1等2億5千万円、7月31日抽せんのロト6で『坂フジグラン安芸チャンスセンター』から1等1億5千万円が出たばかり。そして今回、この売り場からロト7で1等5億9千万円。この夏、ロト1等3連発は全国でも広島県だけ。そこで地元で囁かれているのが『広島造幣局』パワーです」
と、打ち明けるのは、店長の平井裕史さん。現在、日本には硬貨を製造する「独立行政法人 造幣局」が3か所にあるのをご存知だろうか。大阪本局、さいたま支局、そして広島支局で、この3か所で、国内で流通するすべての硬貨のほか、記念貨幣などの製造も行っている。
「金は金を呼ぶというのでしょうか。造幣局では、硬貨だけでなく、令和元年以来でも『天皇陛下御即位記念一万円金貨幣』ほか5種類の金貨が製造されています。大阪市、さいたま市の造幣局周辺の売り場からもジャンボ1等何本も出るなど、まさに全国の『造幣局』周辺はいま“宝くじ大当たりゾーン”になっているのは偶然とは思えません。それがこの夏の広島県のロト1等3連発につながっているのではないでしょうか」(平井店長)
実際「チャンスセンターイオンモール広島祇園店」でも、今年6月の8ラインスクラッチの1等100万円が出たほか、同じスクラッチで5万円が3本も出たとか。
「不思議な話ですが、今年のサマージャンボ販売中に、お客さんが『ここの売場で買って当たる夢を見たから』と買いに来て、みごとサマージャンボミニの100万円に当せん。なにかミラクルなパワーを実感しています」(平井店長)
一方、高知県「御座エースワンチャンスセンター」は地元のスーパー「エースワン御座店」の駐車場にある。
「じつはこの売り場も昨年8月に第1717回ロト6で1等5億500万円の大当たりが出ていて、今回の大当たりで2010年以降、累計なんと19億円超になりました。地元では“売場名のとおり『幸運がお座り(御座)』になっている”と評判の売り場です」
と、店長の新津隆史さん。この売り場にまつわるエピソードとして、新津店長が教えてくれたのが、売り場近くにある「地球33番地」の記念碑だ。
「『地球33番地』とは東経133度33分33秒、北緯33度33分33秒という、同じ数字が12個もならぶ地理学上珍しい地点のこと。経度・緯度の度、分、秒の同じ数字が12個も並ぶ地点で、都市の中にあるのは、世界中でこの『地球33番地』だけだそうで、常連さんの間では、この売り場がロトに強いのは『地球33番地』パワーのおかげではないかとまことしやかに語られています。昨年のロト6の1等では当せん数字に33が入っていたのは驚きでした」(新津店長)
今回、浮かび上がったのは、ロトに強い売り場にある“お金や数字に関する”パワースポットの存在。あなたも地元に“お金や数字に関する”パワースポットが近くにあれば、そのパワーにあやかってみてはいかがだろうか。
【売り場データ】
「チャンスセンターイオンモール広島祇園店」広島県広島市安佐南区祇園3-2-1 イオンモール広島祇園店
「御座エースワンチャンスセンター」高知県高知市南御座11-13 エースワン御座店 駐車場