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7月12日、中森明菜(58)のファンイベントが都内のライブレストランで始まった。17年12月のディナーショー以来、6年半ぶりにファンの前に姿を見せたのだ。

 

「14日までイベントが同所で開催されます。応募者殺到で、チケットを入手できなかったファンも多いなか、見事当選を果たした明菜ファンは、イベントの前後に、必ずといっていいほど寄る場所があるのです」(音楽関係者)

 

その場所は、明菜の出身である東京・清瀬市内にある。地元関係者は言う。

 

「もともと明菜さんは大田区で生まれ、清瀬市で育ちました。小・中学校も清瀬市立の卒業です。清瀬には愛着が深いんです。

 

今年6月11日、開業100周年を迎えた清瀬駅は新たな発車メロディとして地元出身の明菜さんの楽曲を採用しました。彼女自身もその曲の選定に関わり、上りホームは朝乗る人向けに元気が出る『DESIRE-情熱ー』、下りホームは帰宅する乗客を癒す『セカンド・ラブ』に決定。それにあわせ、構内に《清瀬駅100周年おめでとうございます 中森明菜》と直筆で綴られた中森さんの巨大メッセージボードが設置されたのです。

 

設置直後から、明菜ファンが次々に清瀬駅を訪れるようになりました。本来の設置期間は6月末までの予定だったのですが、全国のファンから“彼女の誕生日である7月13日前後まで伸ばしてほしい“という要望メールや電話が続々と清瀬市に寄せられたため、15日までの延長が決まったのです。

 

そのため、イベントに参加するため全国から集まったファンは、同時に清瀬駅のメッセージボードも見に行くことがルーティン化したといいます」

 

ファンが訪れるのは清瀬駅だけではない。実は明菜の直筆メッセージパネルに使用されたデザインの公式ポストカードが、清瀬駅から徒歩10分の『清瀬市郷土博物館』(入場無料・企画展除く)で12日から数量限定で無料配布されている。

 

「ポストカードは4種類あり、15日まで各千枚、計4千枚配られます。原則1日1枚、デザインも1種類のみの配布なので、4日間通う予定のファンもいるとか。世間は3連休ですし、“清瀬巡礼”のファンが増えることでしょう」(前出・地元関係者)

 

初日終了間際、本誌は『清瀬市郷土博物館』に反響を聞いてみた。

 

「初日は約250枚配りました。明日はその残りと、別の種類のデザインのポストカード1000枚を配布します」(担当者)

 

残数が発生した場合は翌日に繰り越して配布されるというが、転売目的での来訪は禁止とのこと。清瀬は今夏、明菜ファンのホットスポットになる――。

 

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出典元:

WEB女性自身

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