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7月18日、政府は地方を訪れる外国人観光客を増やすため、2031年までに全国に35ヵ所ある全ての国立公園で、高級リゾートホテルを誘致する事業を実施する方針を固めたと「テレ東BIZ」が報じた。

 

翌19日に総理官邸で開かれた「観光立国推進閣僚会議」では、岸田文雄首相(66)が「ネイチャー・ツーリズムの視点から、全国35カ所の全ての国立公園において、先端モデル事業を踏まえ、国立公園制度100年を迎える2031年までに、地域の理解と環境保全を前提に、世界水準のナショナルパーク化を実現すべく、民間活用による魅力向上事業を実施してください」と関係閣僚に指示した。

 

国立公園の活用によって、地方を訪れる観光客が増加すること自体はその地域に潤いをもたらすだろう。しかし、“高級リゾート誘致”については、国立公園の活用で恩恵を受けるのが“外国資本ばかり”になってしまうのではないかとの懸念がXでは相次いでいる。

 

《外資に食われる未来しか見えない》
《国立公園にわざわざ「高級」ホテルを誘致って、いやらしいよな。どうせ外資系だろ?そんなに日本を食い物にさせたいんかねぇ??》
《星野とか帝国、ニューオータニなら納得しますけど 外資だったら意味ありませんからね》
《インバウンド事業といっても、オイシイところは外国資本の高級ホテルに抑えられちゃうんでしょ。追いはぎにみずからお宝を差し出すようなものじゃん》

 

「青森県十和田八幡平国立公園には『星野リゾート奥入瀬渓流ホテル』があるなど、高級リゾートだからと言って全てが外資ばかりというわけではありません。

 

しかし、三重県・伊勢志摩国立公園内にあるアマングループの『アマネム』が注目を集めるほか、国立公園ではありませんが、外国人富裕層に人気のあるニセコエリアでも、’20年には“パークハイアット”と“リッツ・カールトン”が誕生し、’26年には“アマン”のオープンが予定されるなど、現在のニセコの高級リゾート開発を牽引しているのは外国資本。このように、高級リゾートと言われるとどうしても外資系に偏りがちな印象があるためこのような不安の声が上がるのでしょう」(旅行ライター)

 

国立公園の活用はどのような形で進んでいくのだろうかーー?

出典元:

WEB女性自身

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