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《舞台「ある日の通り雨と共に」、公演中止のお知らせです。安全を期すため、今回の決断に至りました。公演を楽しみに待たれていた方々、このような残念な形になってしまい、大変申し訳ありません》

 

9月20日、Instagramでこう綴ったのは、俳優の前山剛久(33)。出演を予定していた11月7日から10日に東京・新宿の劇場で上演される舞台『ある日の通り雨と共に』の公演中止を発表したのだ。

 

舞台を主宰する演劇プロデュースユニット「SAB-on」の公式Xアカウントも、同日Xで中止の理由について《関係各所と協議の上、安全性の確保が困難になったと判断しまして上演を見送らせていただくこととなりました》と綴っていた。

 

同舞台は9月8日に情報が解禁され、共演者には俳優の鳥羽潤(45)や、ダンスボーカルグループ「フェアリーズ」の元メンバー・小湊よつ葉(28)らが名を連ねていた。この舞台が注目を集めていた何よりの理由は、前山の“復帰作”となるはずだったからだ。

 

「前山さんといえば、’21年12月に急逝した神田沙也加さん(享年35)の元恋人として知られています。訃報直後、前山さんは沙也加さんとの交際の事実を明かし、世間から同情を集めることに。しかし、その後『週刊文春』によって、沙也加さんへの罵倒疑惑や二股疑惑が報じられ、状況は一変。一転して批判が殺到する事態となり、前山さんは’22年1月に心身の不調を理由に芸能活動休止を発表。そして、その年の6月に所属していた事務所を退所し、事実上“引退”したはずでした。

 

しかし、その後Instagramで自撮り投稿をアップするなど徐々に活動を再開させ、8月下旬には『週刊女性』のインタビューに応じました。そのなかで、沙也加さんへの罵倒疑惑を“事実”と認めた上で、“墓参りがしたいので、できればお墓の場所を教えてほしい”と沙也加さんの関係者に呼びかける趣旨の発言もしたのです。

 

罵倒を認めた上で、俳優復帰への意欲を明かしたこのインタビューには、沙也加さんのファンを中心に、批判が相次ぐこととなりました」(週刊誌記者)

 

批判もおさまらぬなか早々に“復帰舞台”が発表されたこともあって、前山の起用に対して、厳しい声が相次いで寄せられることに。本誌の取材に対して、舞台の主催者側は起用の理由について、「諸々検討しておりましたが、様々な状況を鑑みて、頂戴したお問い合わせ内容につきましては回答を控えさせていただきたく存じます。お待たせしたにも関わらず恐縮ですが、何卒ご理解いただけますと幸いです」とコメント。

 

13日には、理由は伏せられた上で、同舞台で共演予定だった2人の女優が出演を辞退することが発表されていた。

 

そして、最終的に上演そのものを中止するという結末を迎えたわけだが、ある舞台関係者はこの判断に首をかしげる。

 

「上演中止の理由について“安全性の確保”とだけ書かれており、前山さんへの言及はありませんが、前山さんが出演することへの波紋が影響を与えているのは明らかでしょう。配役は発表されていませんが、前山さんが主演を務めるという情報はありません。

 

前山さんがこの舞台にどれほど重要な役どころだったのかはわかりませんが、ここまで物議を醸したのであれば、前山さんを降板させて、舞台そのものを続けるという選択肢もあったはず。上演中止に他の理由があったのかもしれませんが、騒動に巻き込まれる形となった共演者の方々が不憫でなりません」

 

X上でも公演そのものを中止させた運営の判断に疑問を呈する声が相次いだ。

 

《前山剛久さえ降板させておけば他の役者にも迷惑かからず無事公演できてると思うと練習してきた前山以外の役者が可哀想でならない…》
《この舞台…これだけ問題起こって他のキャストが降板し始めてどうなるのかと思っていたら、公演ごと中止になるってなんか闇深すぎるんだけど 前山剛久さんが降板するという選択肢がなによりもいちばん安全策なのに、その選択肢が無いのがより怖い…》
《降板ではなく中止なのを見ると、これ前山剛久の復帰ありきでの企画作品だったのかな…》
《運営アホすぎん? 上演中止じゃなくて、前山を降板させさえすればこんなに荒れなかったし舞台続行できたはずだし、他の共演者とかの仕事が無くなることはなかったのに》

 

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出典元:

WEB女性自身

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