海外ドラマ挑戦などソロ活動も順調な中島健人 画像を見る

中島健人(30)が3年にわたってMCを務めてきた映画情報番組『中島健人の今、映画について知りたいコト。』(WOWOW)が7月からパワーアップ。第1弾のインド編に続くタイ編が12月8日から始まる(WOWOWオンデマンドでは配信中)。

 

「タイ映画といえば、BLのイメージが強かったんですけど、今回の取材で、実はホラー映画が主流だということを知りました。なかでも、『心霊写真』という映画がめちゃめちゃ怖くて。もともと、黒沢清監督の短編『花子さん』のような陰湿なホラーが好きだったので、大いなる刺激を受けました」

 

タイ取材で印象深かったものの一つが、「アップ」の愛称で知られる俳優のプーンパット・イアン=サマン(29)との対談だ。

 

「この番組で初めて同世代の役者さんに話を聞きました。彼は、タイ映画も韓国のように国外にどんどん輸出してインターナショナルにしていくべきだと言って。それはまさしく、僕自身、2020年にアメリカのアカデミー賞授賞式に行ってから世界に目が向いたのと一緒なんですよ。同世代で同じ視点を持つ人と話ができたのは有意義でした」

 

世界の映画人と深くつながるというテーマはそのままに、新たに旅の要素が加わった。

 

「タイはグルメ要素が強くて、エンジョイしました。エビの炭火焼きがおいしかったし、アユタヤには、ロティサイマイというクレープ生地に糸状のあめを包んで食べるお菓子があって、日本人好みだなと思いました」

 

同番組では、これまでも自ら英語で取材を行ってきた。正しい文法を使い、相手に真摯に向き合う姿勢が印象的だ。

 

「難しいイングリッシュインタビューを相当やってきて、それが結局、海外のドラマに出演するきっかけにもなったと思います。自分の世界が広がった、僕のルーツとも言える番組です」

 

4月からソロでの活動が中心となり、デビュー以来、「いま、いちばん忙しい」と中島。

 

「いま、面白いことを計画中なんです。自分の人生が大きく変わるようなチャレンジになるかもしれないので期待していてください」

 

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