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悠仁さまは幼いころからトンボや昆虫などの観察を続けられ、ご進学先には『自然誌』を学べる大学を望まれていらっしゃいました。筑波大学ではどの学類を受験されたかはわかりませんが、有望視されているのは『生命環境学群・生物学類』だといいます」(皇室担当記者)

 

本誌12月3日発売号では、悠仁さまが筑波大学の推薦入試を受験されていたことを報じている。宮内庁関係者からの情報をもとに、受験日に大学を訪れると、大学の門の前には複数のテレビ局のカメラをかまえたクルーたちが集まっていたのだ。

 

筑波大学の推薦入試(学校推薦型選抜)は、11月28日、29日の2日間にわたって行われた。有望視されている「生命環境学群・生物学類」は小論文と面接が実施され、合格発表は12月11日だ。

 

いっぽう悠仁さまのご進学先をめぐっては、これまで東京大学や東京農業大学など様々な大学名も挙がってきた。なかでも紀子さまは東京大学へのご進学を進められてきたとも報じられてきたが、急転直下ともいえる“進路変更”には宮内庁内でも予兆があったようで――。

 

「紀子さまは祖父や父が東大卒、実弟の川嶋舟さんも東大大学院で博士号を取得しており、特に東大への思い入れが強いと見られていました。そのため悠仁さまは、皇族の中でも“異例”のご進路を歩まれてきたのです。お茶の水女子大学附属幼稚園に入られた際には『特別入園制度』を、現在通われている筑波大学附属高等学校へのご進学時も『提携校進学制度』を利用されました。しかし宮内庁からは十分な説明がされなかったため、国民から批判的な声が上がってしまいました」(前出・皇室担当記者)

 

そうした逆風に晒されながらも、悠仁さまは着実に実績を積み上げてこられた。

 

昨年11月には、有名研究者との共同執筆による論文『赤坂御用地のトンボ相─多様な環境と人の手による維持管理─』をご発表。今年8月にも京都で開催された「第27回国際昆虫学会議」で研究結果が発表され、学術的な活動に励まれてきたのだ。

 

しかしこうした成果でさえも、国民からの反発を強めてしまうことに……。前出の皇室担当記者は、こう続ける。

 

「課外活動などの実績は大学の推薦入試の評価基準となるため、“東大ご進学への布石を打っているのでは”と批判が強まってしまったのです。悠仁さまのような研究方法は一般の生徒にはなかなか真似することができず、“特別扱い”との見方が強まってしまったのです。実際に今年8月には、『学校推薦型選抜』を利用した悠仁さまの東大進学に反対するオンライン署名活動が行われ、その署名を東大が受け取りを拒否し物議を醸しました」

 

悠仁さまの“東大ご進学”に批判が増していく状況に、宮内庁も苦慮していたようだ。西村泰彦・宮内庁長官は、紀子さまのお誕生日である9月11日に、定例会見で悠仁さまのご進学先に関し「根拠のない報道については、私も心を痛めている」「必要に応じて対応は取っていかないといけない」と言及。さらに苦言を呈したのは、西村長官だけではなかった。

 

秋篠宮家側近トップである吉田尚正・皇嗣職大夫(64)は、悠仁さまが18歳の成人になられた9月6日に、「入学試験を受けるための準備をしておられる」と報道陣に悠仁さまの最近のご様子を説明。「静かな環境でご準備を進めていただきたいと心から願っている」と述べつつ、ご進学先に関して「根拠のない情報が流れているように見受けられる」と指摘していた。

 

「西村長官や吉田大夫が指す“根拠のない報道”とは、これまで報じられてきた東大ご進学のことだと思われます。西村長官は“対応を取る”と述べていましたが、具体的な手段などについての説明はありませんでした。同様の発信をした吉田大夫の発言と歩調を合わせたのでしょう。

 

振り返ってみれば、悠仁さまの筑波大学推薦ご入試の方針が決まったのは、おそらくこの前だと思われます。西村長官や吉田大夫の発信は、志望校が定まったことを示す“予兆”だったのでしょう。

 

悠仁さまは昨年6月に学校行事の一環で筑波大学を訪れ、生物系の研究室を見学されています。同年8月にも、つくば市の農業・食品産業技術総合研究機構を訪問され、悠仁さまは案内役を務めた担当者に熱心に質問されていたといいます。このころから筑波大学を志望校として、意識されるようになったのではないでしょうか。紀子さまにとっては東大ご進学を断念せざるを得なくなってしまい、複雑な思いを抱かれているかもしれませんが……」(前出・皇室担当記者)

 

成年を迎えられた際のご感想では、「今は最終の学年として、進路実現に向けて努めつつ、学校行事を含め、残り少ない高校生活を大切にしたいと思います」とつづられていた悠仁さま。来春からは、希望に満ちあふれた大学生活を謳歌できるよう祈るばかりだ。

 

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出典元:

WEB女性自身

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