両陛下のご関係を理想とされている愛子さま /(C)JMPA 画像を見る

元日の能登半島地震、翌日の日航機と海保機の衝突という波乱の幕開けとなった2024年。その後も、大谷翔平が電撃婚&「50-50」達成、与党が衆院選で大敗、トランプ前大統領が返り咲くなど、国内外問わず衝撃的なニュースが相次いだ。そこで、本誌が目撃してきた2024年のスクープのなかでも、とりわけ反響の大きかったものを改めて紹介する。

 

安定的な皇位継承のため、与党内で“旧宮家の男系男子を養子として皇籍に復帰させる”という議論も進むなか、昨年6月に天皇陛下とそろって「霞会館」の祝賀会に出席された雅子さま。旧宮家や旧華族のメンバーで占める同会館のイベントに雅子さまが初めて出席された陰には、愛子さまに迫る“政略婚”危機への思いが――。(以下、女性自身2024年6月25日号)※年齢は掲載当時のママ

 

オフホワイトのスーツに、パールのネックレスと、おそろいの服装で会場にお見えになった雅子さまと愛子さま。

 

6月7日、天皇ご一家は東京都新宿区にある東京オペラシティコンサートホールで、ウィーン少年合唱団の公演を鑑賞された。

 

「天皇ご一家は5月29日にも、ビオラ楽曲のコンサート『ヴィオラスペース2024』を、お三方おそろいで鑑賞されています。ご一家の仲むつまじさに癒されている国民も多いのではないでしょうか。

 

両陛下にとって愛子さまは、まさに“掌中の珠”です。しかし、両陛下はそんな愛子さまのご将来に“あるご憂慮”を抱いていらっしゃるのです」(皇室担当記者)

 

ウィーン少年合唱団公演の6日前の6月1日、天皇陛下と雅子さまは、千代田区の東京會舘で開催された「霞会館」の創立150周年式典と祝賀会に出席されている。

 

元宮内庁職員で皇室解説者の山下晋司さんはこう語る。

 

「霞会館の前身は、華族の親睦などを目的に1874年に創設された『華族会館』です。旧華族家の当主を中心に構成されており、現在でも“皇室の藩屏”と言ってもいいと思います。

 

皇室とのかかわりは深く、霞会館の会員は、新年の歌会始で進行や発声を行う『披講』を務めたり、即位の礼や大嘗祭の際に着用する伝統的な装束の着付けを手伝ったりしています」

 

だが今回の陛下と雅子さまのお出ましについて、意外に感じた宮内庁関係者も多いという。そのうちの一人はこう言う。

 

「正直、今回の式典に、天皇陛下と雅子さまがそろってお出ましになったことに驚きました。霞会館のメンバーは、旧宮家や旧華族の当主と成年に達した長男です。

 

いままさに与野党が安定的な皇位継承策について協議しており、《旧宮家の男系男子を養子として皇籍に復帰させる》という案も俎上に載っています。このタイミングで両陛下が霞会館の行事に出席されることにより、“養子案を両陛下がお認めになっている”というような臆測もささやかれかねないのです」

 

次ページ >愛子さまに迫る“政略婚”の危機

出典元:

WEB女性自身

関連カテゴリー: