2月25日、Xであるインフルエンサーが投稿したポストが波紋を呼んでいる。
投稿主は、株式会社「arca」の CEOで、Xでフォロワー9万人以上を誇る実業家の辻愛沙子氏(30)。‘19年から’24年まで報道番組『news zero』(日本テレビ系)の水曜パートナーをレギュラーで務めてきたことなどで知られ、広告をはじめとするクリエイティブ活動で社会問題やジェンダーの問題に向き合う活動をしていることで知られる。
同氏はXに『朝日新聞』の「防衛省、インフルエンサー100人に接触計画」というタイトルの報道記事を転載。このニュースについて以下のように語った。
《隠す事でもないので言いますけど、なんと防衛省さん、私の所にもいらっしゃいました。丁寧なご担当者さん方でしたが、仕事などは一切お引き受けしていません。私ですら接触があったので、多分100人どころの規模ではないのでは》
全国紙政治部記者が語る。
「辻氏が転載した朝日の記事は、実は5年前の記事なんです。21年9月、YouTuberをはじめとする100人ほどのインフルエンサーに、防衛省が安全保障に関する問題を説いて回るという取り組みを計画していると報じられたのです。
同年10月、当時の岸信夫防衛相(66)は、インフルエンサーへの接触に関して『我が国の防衛力の整備について、国民の皆さんに広く理解を求めていくことは必要』と語り、インフルエンサーを通じた広報の有効性を改めて強調したとも報道されました」
辻氏のポストに対し、X上では防衛省がインフルエンサーに接触することで懸念される「世論操作」への危機感の声であふれていた。
《こんなこと許しちゃだめだ》
《とても危険な流れ》
《本当にとんでもないこと》
《防衛省の世論誘導プロパガンダ戦略は許されるべきではない》
他方で、辻氏が転載した報道記事が5年前のものであることに違和感を覚える声も。
《防衛省のインフルエンサー計画って5年前の話だぞ?》
《ソース元ちゃんと辿りました?5年前の記事ですよ?》
《5年も前の記事じゃん》
前出の全国紙政治部記者が語る。
「防衛省のインフルエンサー計画に関しては、5年前の時点で『世論を煽る可能性がある』や『政府主導のプロパガンダではないか』と懸念や批判の声が多く上がっていました。
辻氏がなぜこのタイミングで5年前の記事に言及したのか、いつ防衛省からの接触があったのかは不明です。しかし《100人どころの規模ではないのでは》という彼女の発言から鑑みると、現在の小泉進次郎防衛相(44)のもとでも、このインフルエンサー計画が進行しているということなのかもしれません」
画像ページ >【写真あり】防衛省からの接触を明かした物議の投稿(他1枚)
