「ふだんはよく学食でランチをして、そのあとお友達とお話しされています。入学当初しばらくは、見かけた学生が驚いたりしていましたけど、最近は周囲もすっかり慣れ、みんな自然と接しています」
こう話すのは筑波大学の現役学生だ。今年4月から大学2年生となった悠仁さま。キャンパスでは同世代の学生と学ばれ、交流を深められているようだ。
そんな悠仁さまは9月で20歳になられる。皇室では学生の間は“学業第一”で、ご公務には臨まれないという不文律があった。しかし悠仁さまはご成年後、お休みの期間中などに、ご視察や行事へのご出席を行われるようになっている。皇室担当記者はこう話す。
「これまで、“露出が少ない”ために、悠仁さまの気さくなお人柄やユーモアに富んだ一面が国民へ伝わりにくく、『露出を増やしていかなければ』という声は皇嗣職内に根強かったのです。そうした経緯もあり、授業がない場合は積極的にお出ましの機会を設けていくことが、秋篠宮ご夫妻と皇嗣職の方針となっています。
その一環として、大学の春休みにあたる今年2月にはお一人で京都府を訪問し、3月上旬には紀子さまと北海道を訪問されています。北海道では子供たちとスキーを楽しみ、腕前の高さも初めて披露なさっていました」
悠仁さまはこの夏、8月7日から1泊2日で広島県を訪問される。広島市では原爆死没者慰霊碑へのご供花とご拝礼、児童と教員合わせて約400人が犠牲になった本川小学校の平和資料館を視察される。その後、神石高原町に移動し、ボーイスカウトのキャンプ大会「日本スカウトジャンボリー」に出席される予定だ。
昭和天皇、上皇さま、天皇陛下、秋篠宮さまと、皇室とボーイスカウトの交流には長い歴史があるという。宮内庁関係者はこう続ける。
「8月の『ジャンボリー』ではテントの設営をスカウトと行い、夜の大集会では、公的な行事で初めてとなるお言葉を述べられます。戦前から代々続いているご交流を受け継がれることは喜ばしいことですし、悠仁さまもかなり熱心にご準備に臨まれています」
さらに、これまでになく積極性を見せられているという。
「開催地が山深く、スカウトとのご懇談や大集会に参加される時間は当初短めだったそうです。しかし、悠仁さまが“可能な限り、もっと皆さんとお話しできないでしょうか”と希望されたそうで、宮内庁と広島県側が調整し、少し時間が延びたと聞いています。
象徴天皇のあり方をなす一つには、国民との交流の積み重ねで感じ取る人々の生活感覚があると言えますし、悠仁さまがご自身で“いまできること”に全力を注がれることは、秋篠宮ご夫妻も頼もしく感じられているはずでしょう」(前出・宮内庁関係者)
