都内で開かれた「ラオスフェスティバル2026」に出席された愛子さま(写真:JMPA・2026年5月23日) 画像を見る

小雨が降るなか、愛子さまがお車から輝くばかりの笑顔で、沿道の人々に手を振られている。9月11日、60歳の誕生日を迎えられた紀子さまにお祝いの挨拶をするため、秋篠宮邸を訪問された。

 

「この日、ご挨拶を終えた愛子さまは、御所で国際医療福祉大学大学院の長沢光章教授らによる進講を受けられています。これは、9月下旬に開かれる第36回世界医学検査学会へのご出席に向けた準備の一環として、教授らを招かれて行われたものです。

 

最近は各方面から愛子さまに対する“お出まし願い”が増えており、いまや周囲がご体調を心配されるほどの多忙ぶりです。

 

さらに、愛知県で19日に開会式が行われる『アジア競技大会』や、10月中旬から始まる『アジアパラ競技大会』も、観戦することを検討されていると伺っています」(宮内庁関係者)

 

45の国と地域などが参加する「第20回アジア競技大会」。インドの提唱により、1951年に始まった同大会は、1958年の東京大会、1994年の広島大会に続き、日本では3度目の開催だ。先の2大会では、皇太子時代の上皇さま、天皇陛下が名誉総裁を務められ、今大会は秋篠宮さまが就任されている。

 

すでに多くの皇族方のご観戦日程が公表されているが、皇室には一丸となって“平和の祭典”である同大会を支援してきた歴史がある。皇室番組に携わる放送作家・つげのり子さんは、皇室が支援してきた背景について語る。

 

「近現代の皇室は、スポーツをさまざまな形で支援されてきました。またスポーツを通じて、国や地域を超えて、お互いを理解することを大切にされてきました。そうした背景もあり、アジア競技大会には伝統的に皆さま方が足を運ばれてきたのでしょう。

 

今回もアジア各地から、若い世代を含めた数多くのアスリートが集まります。愛子さまがアジア大会の競技を観戦なさることで、若い人々の注目を集め、広大なアジアの国々の多様性に光が当たる絶好の機会だと思います」

 

だが、日本とアジア諸国には、避けては通れない“負の歴史”がある。1945年8月15日の敗戦にいたるまで、日本はアジア各地へ軍事的に進出し、占領・植民地統治を行った。歴史学者で近現代の皇室に詳しい静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんは、そうした事実を踏まえ次のように解説する。

 

「さらに日本は『大東亜共栄圏』というスローガンを掲げ、西洋と対峙するため、アジア諸国を一つにまとめようとしました。共感する人々もいた一方で、日本は抵抗する人々を抑圧し、多くの犠牲者を生んでいます。こうした歴史があるからこそ、とりわけ戦後の皇室は、アジア諸国との相互の友好と親善を深めるために、アジア競技大会を重要な場として支援してきたのです」

 

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