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人間は、広い世界のほんの一部で生きている。
全てを知ることはできない。
世界のどこかには、自分の知らない何かを熱狂的に愛してる人がいる。研究する人がいる。
そんな人が集まると、小さなブームになる。
誰かの世界を、少しだけ覗いてみちゃおう。
それが「うさこの覗いた世界」なのだ…!

 

あけましておめでとうございます。
今年もぐいぐい知らない世界をうさこが覗きに行きます!
早速前回に引き続き「知られざる台湾編」をお送りだ!!

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今回わたしが訪れた街・台南駅周辺は、何はともあれ結婚式関係の店が多すぎる。

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結婚式用贈答品ショップ、結婚写真館にウェディングドレスレンタル店、ジュエリーショップ…。

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独り身寂しいひとが街を歩いたら怒涛の結婚オーラに殺されてしまうんじゃないかと思うほど
街を歩くと結婚式がらみの店に出会える街だ。

台湾では新婦主催と新郎主催で2回結婚式あるのが一般的。
とはいえ、2回あるからといって手は抜かない。いかに派手で豪華で賑やかにするかが周囲の評価にも影響する。
結婚式には全力を注ぐのが台湾流なのだ。
そのため皆会場を予約し、贈答品を買い、結婚指輪を始めとする結婚式に必要な諸々を調達し、ウェディングドレスやタキシードを選び、記念写真を撮影…。
恋愛の神様も多く、台湾の中で「恋愛スポット」とされている台南ではより一層気合も入る。入りすぎてる。

どこを歩いてもおめでたすぎて、どこがどこだか分からず迷子になるから気をつけろ!!

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台湾では外で作業をする職人さんをよく見かける。
街中に溶け込んでいるものの、職人さんの技が何気なく炸裂している非日常空間なのでぜひサラッと流さず括目してほしい。
気のいい職人さんが多く、「写真撮っていい?」と訊くと大概はにかみながら「いいよ」と答えてくれる。
歩くだけで伝統が生まれる奇跡的な瞬間にぶち当たれる、なんとも贅沢な街だ。

 

仏像彫刻師さん

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交通量が多すぎる道路の脇、さりげなくその仏像店はある。
こんなにガヤガヤした場所でこんなに細やかな作業をしているなんてにわかには信じられないほど。
おっちゃんの繊細な動きに惚れ惚れだ。

 

タペストリー刺繍師さん

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寺院のそばに必ずある仏教刺繍の店。
手芸未開拓の不器用なわたしには人間業には思えない、美しさに圧倒される刺繍だ。

 

お線香詰め師さん

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こちらも寺院のそばから。台湾は宗教熱心な人が多く、若者でも真剣にお祈りを捧げていたりする。
そんな時の必需品であるお線香は、このおっちゃんにお任せ。

 

おいしい雲呑作り師さん

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台南の人気雲呑店「福栄小吃店阿瑞意麵」より。

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「自分が食べられないものは人に売らない」の精神から無添加にこだわって丁寧に作られた雲?は、あまりのおいしさに通い詰めちゃうほど。
そこで働くおっちゃんを激写。

 

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街の片隅に置かれた絶妙な色使いのゾウさん…。
日本ではこんなに視界に色彩が飛び込んでくることそうそうない。
時々街で遭遇できるヘンテコなものを紹介しよう。

 

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FOREVER18。
3足りてない。FOREVER21にはあと3足りてないよ。

 

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防寒保湿バツダン!
台湾ではよく日本語を見かけるが、そのほとんどが大いに間違ってる。
いろいろ間違い日本語は見てきたが、数年前に見た女性用パンツのタグに書いてあった「にるだげご」の衝撃を越えるものにはまだ出会ったことがない。
何を伝えたかったかは数年経った今でも不明である。

 

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レモン地獄。
とんでもない酸味が観測できそう。

 

知らない街を歩いて、知らないものを見つける。
それは時にお金をかけるどんなことよりも楽しい。
この世界は想像以上に自分の知らないもので満ちている。
今年もたくさんの知らない世界を覗けそう。
今年も「うさこの覗いた世界」をよろしくお願いします!

 

☆あなたの周りで気になる知らない世界がありましたら、うさこまでご一報を!

米原千賀子

ライター兼イラストレーター。へっぽこな見た目とは裏腹にシビれる鋭いツッコミで世の中を分析する。人呼んでうさこ。常に今日の夜ごはんのことを考えている食いしん坊健康オタクな一面も。webマガジンNeoLなどで連載中。

公式サイト http://yonusa.wix.com/4bunno1
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