<この物語は、ある霊能力者をモチーフにして描かれたフィクションである。>健作の勤めるオフィスには、もう何度も足を運んでいる。ごった返した渋谷の、どの角を曲がれば具合が良いか間違うことなく行き着ける。言葉こそ交わして無いが、これまでも明美は、訪ねる度にそれとなく健作の意識をそっとサーチしてみている。しかし、結局なにを考えているのかわからないままでいた。そんな健作と、今日は...

関連カテゴリー: