太陽が低くなるこの季節は、真南向きのわが家にとってはお日さまパラダイス!
リビング中に太陽光が差し込んできて、昼間は暖房いらずでポカポカに過ごせられます♪
ソーラークッカーも外に出さずに、このように窓辺で調理できるくらいです。
仕上がり具合を確かめにいちいち庭に行かなくていいので楽ちん。
ソファーで好きな本を読み進めているうちに、いい香りがしてきて、湯気も立ってきて、勝手にお料理がつくられていく。あぁ、なんて平和で幸せな料理法なのでしょう!
お日さまという天の光は、わたしにとって世界一腕のいいシェフ!おカネを一円も払わずとも、最高に美味しいお料理をつくって食べさせてくれる、無償の愛に溢れたこの寛大なシェフを、わたしは心から愛しています!
冬野菜が揃うこの時期にハマっているお日さま料理が、こちらの冬瓜スープ。
適当な大きさに切った冬瓜と千切りしたショウガに塩をたっぷりかけて、ソーラークッカーに詰めて、お日さまのもとで40分ほったらかし。
水分を多く含む冬瓜からはたっぷりエキスが出てきて、出汁やお水を入れなくても、美味しいスープができます!
お日さまとショウガのパワーでカラダもポカポカになる、こちらのあったかスープ。とってもオススメですので、ソーラークッカーを持っていらっしゃる方は、ぜひぜひトライしてみてください!
ちなみにですが、この冬瓜スープをつくっているときに、大爆発を起こさせてしまいました。
あまりに美味しかったので、二回目にトライしたときに、欲張って冬瓜を筒に詰め過ぎてしまったんです。
筒の中で逃げ場を失った熱と蒸気が、シリコンの蓋をおしのけて、ものすごい爆発音と共に飛散!
四方八方に飛び散った冬瓜の砲弾は、容赦なく床や家具を汚したのでした(笑)
みなさんはどうか欲張らずに、無理なく入る分の冬瓜でつくってくださいね!
ホームセンターで売られている、断熱材が大活躍!
さて、朝晩がかなり冷え込むようになってきました。
朝起きると、菜園のお野菜は霜で葉っぱがカチコチになっていることも。
ここまで気温が下がってくると、冬の電氣食いの〝ヤツ〟が動き出します。
それは、外に設置されているガス給湯器の凍結防止ヒーター。
見落とされている意外な電氣食いの存在です。
凍結防止ヒーターは、気温が約5℃になると勝手に作動して、凍結しないように配管を温め始めます。
このときに使われるエネルギーが電氣なのです。
しかも、一時間に200Wも使うので、12時間作動したら2.4kWhも消費してしまいます(汗)
わが家の家全体の一日の消費電力量が3kWhですから、それにほぼ匹敵してしまうくらいの大量消費です!
ガスのことで電氣を使われるという、なんだか意味のわからないシステムですが、ブーブー言っていてもしょうがありません。
そこでオススメの対策が、配管を断熱材で守ること。
これは田中優さんに教えていただいて、昨年の冬から取り入れています。
導入してから、凍結防止ヒーターの作動時間は実際に減ったので、みなさんも取り入れられると電氣代の節約になると思いますので、ぜひチャレンジしてみてください♪
まず、ホームセンターで売られている、このような断熱材を用意します。
1メートル200円ほどで購入できますので、高いものではありません。
配管の太さに合わせて選んで購入してくださいね。
やり方はいたって簡単!配管の周りにあてて、テープで固定するだけです♪
給湯器を一旦外して、中の配管に巻いたビフォア・アフターがこちら。
外に出ている配管に巻いたビフォア・アフターがこちら。
雪の多い寒い地方では、このようなガス給湯器が室内に設置されているらしいですね。
現在新築中の優さんのお家も、室内設置されたそうです。
このことを事前に知っていたら、わが家も家の中に設置していたと思います。
これからオフグリッドハウスを建てる方は、ガス給湯器は家の中に設けるといいと思いますよ。
電氣食いの代表選手としてよくご紹介する便座ヒーター。
先日わが家にいらっしゃった方が、ブログを読んでくださっていて、試しに便座ヒーターをオフして、代わりに温かいカバーにかえてみたところ、なんと一ヶ月の電氣料金が1000円も下がったそうです!
ご本人もとても驚かれていて、電氣が熱を生みだすのにどれだけ多くの電力を消費しているかがよく分かったとおっしゃっていました。
冬場は、エアコンや床暖房や電氣ストーブなど、電氣で熱を生んで生活せざるを得ないシーズン。その分、電氣代も高くなる季節でもありますので、別のもので代用できるものは代用して、節約していけたらいいですよね!
給湯器の凍結防止ヒーターと便座ヒーターは、高いおカネをかけずとも誰でもできる裏技ですので、みなさんもぜひぜひトライしてみください♪