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昨年秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える!

 

【Q】「大阪に1人で住む82歳の母。足腰が弱くなってきたので、『つえをつけば?』と言ったら『そんなんいらんわ!』と。私もついカーッとなって口論に。いいアドバイスをお願いします」(コマさん命っ子さん・50・会社員・神奈川県)

 

【A】「キレているところを見られるのは、すごく恥ずかしいこと」(蛭子能収)

 

母と娘で、言いたいことを言えるのはいいことだと思いますけどね。アナタの言い方が、どこかキツかったんですかね。ただ、お母さんに「いらん!」と言われて、カーッとなってしまうのはおかしいですよ。この人も50歳だったら、お母さんの言動に、いちいち反応せずに適当に笑っておけばいいと思うんですけどね。

 

というか、最近、すぐに頭に血が上る人は多いですよね。カッと熱くなってしまうと、ケンカになってしまったり、悪い結果になってしまったりします。

 

オレがギャンブルで心がけていることは、怒りの感情にまかせて勝負しないこと。感情が高ぶると、冷静な判断ができませんからね。だから、競艇で勝ってもぴょんぴょん跳ねるぐらい。大負けしても悔しさをグッとこらえます。熱くならないコツは、いつも誰かが自分を見ていると思うことです。熱くなっているところを見られたら、すごく恥ずかしいと思えばいいんです。

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