画像を見る

 

人気ヨガトレーナーが考える「理想のボディメイクを実現できる人」「失敗する人」の共通の特徴とは?

ヨガをする姿が美しい。のびやかなポージングもさることながら、内側から溢れるナチュラルな美しさが彼女のヨガをより魅力的に見せている。

 

管理栄養士の資格を生かし、身体の内側からも美しくなるためのヨガを提供することで、美を求める多くの女性から支持を集めるのが、ヨガトレーナーの岡清華さんだ。

 

東京・港区にある高級スポーツクラブ「デポルターレクラブ」でヨガを指導するとともに、栄養アドバイスも行っている岡さん。その知識と経験を活かすべく、内臓環境を整えて健康になることをめざす「腸コン」プロジェクトもスタートさせた。

 

栄養管理士として、またヨガトレーナーとして、充実した日々を過ごしている彼女だが、「まだまだ」と自分に対する評価は厳しい。

 

「漠然と過ごしているとあっという間に時間が過ぎてしまうので、自分が成長するためのTO-DOリストとタイムスケジュールを細かく作って、時間を有効活用することを常に意識しています」

 

学生時代からモデルとしても活動するなど、美に関しての意識は常に高かった岡さん。

 

けれど、見た目の美しさを重視するあまり、間違ったやり方でダイエットを繰り返した10代。極端な食事制限でたしかに痩せていたけれど、体調不良ばかりで身体はボロボロだったと振り返る。

 

「当時は本当に何も知らなくて……。ネットで調べた不確かな情報に振り回されて、無茶なダイエットばかりしていました。筋肉のない〝骨と皮だけのカラダ〟を鏡で見て、『よし、痩せてる!』と自己満足していた(笑)でも、体調不良で訪れた病院の先生から栄養と体の仕組みについて教わった時、『このままじゃダメ』だと気づかされたんです」

 

自分が栄養に関してあまりにも無知だったと気づき、「しっかりと栄養のことについて学ぼう」と一念発起。猛勉強の末、偏差値を30近く上げて「優れた管理栄養学を学べる」と評判の第一志望の大学に見事合格を果たした。大学では栄養について楽しく学び、管理栄養士の資格も取得した。

 

自分がかつてたくさんの失敗を経験した。だからこそヨガトレーナーとなった今、岡さんはキレイになることを強く求める女性たちに、栄養についての知識を学び、正しいボディメイクのやり方を知ることの重要性を説く。

「本当の美しさとは、内側から溢れ出るもの」という考え方を岡さん自身が身体全体から発することで、岡さんの指導を受ける女性たちから強い共感を得ている。

 

そんな岡さんから見た「理想のボディメイクを実現できる人」の特徴とは?

 

「しっかりと自己観察できる人。例えば『生活習慣ノート』を書いてもらった時、3食の食事の内容を細かく記載するのはもちろん、睡眠時間や排便状態まで仔細に記録する人は、ダイエットに成功する可能性が高いと思います」

 

では逆に失敗する人の特徴は?

 

「成功体験が少ない人は、やっぱり途中で挫折してしまう可能性が高いです。たとえ小さくてもいいので、日々の目標を立て、実行し、その結果を振り返る。できたら喜び、できなかったら反省する。その小さな成功体験の積み重ねが、理想のボディメイクを実現することにつながると思います。そういう意味でも、自己観察できるかどうかが大きなポイントと言えます」

 

女性の美しさを日々追求し続ける岡さんに、前回に続いて、運動が苦手な人でも短時間で簡単にできる「カラダの内面からキレイに痩せるヨガポーズ」を伝授してもらった。

 

「前回、『外肛門括約筋』という筋肉を刺激する初級のヨガポーズを紹介しましたが、今回は中級編です。この筋肉を鍛えることで骨盤の歪みを矯正し、お尻や太もも、お腹の筋肉をより効果的に使えるカラダになることをめざします。また体内の老廃物を排出する際にも重要な働きをするこの筋肉を鍛えることで、より快適な排便を促すことにもつながります。まさに〝内側からキレイに痩せる〟ために一石二鳥のエクササイズです」

 

中級といっても全然難しくないので、まずはトライしてみよう。小さな実行の積み重ねの先に、理想のボディメイクの実現があると信じて。

 

カラダの中からキレイに痩せる!
3週チャレンジ(2)< 花輪のポーズ(マラーサナ)>

1)つま先とヒザを外に向けて、カカトを腰幅に開いて立つ
2)胸の前で手を合わせて、胸を開く

3)胸を開いたまま、顔の位置を動かさないようにして上体をおろす。
※「顔を動かさない」=鼻骨を真下におろすイメージ
※お尻は後ろに出っ張っても良い

4)お尻を下げきったところで、胸は開いたままで手の平を押し合う

5)さらに、左右のヒジとヒザを押し合う

6)この状態でゆっくりと5回深呼吸して、元の姿勢に戻る
7)この動作をゆっくりと3回繰り返す

 

<NGポーズ(1)>
手の平同士およびヒジとヒザをしっかりと押し合わないと、ヒザが内側に倒れてしまい、股関節痛の原因にもなるので注意

(正しい姿勢)

(NGの姿勢)

 

<NGポーズ(2)>
股関節が硬い人はかかとが浮いてしまう
【解決法】→かかとの下にタオル等を敷いて安定させる

 

 

【協力店舗】
デポルターレクラブ/ヨガ
http://www.deportareclub.com/

 

■住所:東京都港区西麻布4-21-2 コートヤードHIROO
■TEL:03-6427-6724
■営業時間:<月~金>6:00~21:00/<土・祝>8:00~19:00(日曜定休)

「存在するなら、進化しろ」をキャッチフレーズとして掲げ、2010年にスタートしたデポルターレクラブ。西麻布という超一等地に高級感あふれる店舗を構え、会員の半数は会社経営者、ほかにも芸能関係やプロスポーツ選手が多数愛用するセレブリティなパーソナルトレーニングジムが経営するヨガスタジオ。広尾という立地ながら施設内はゆったりとしたスペースや自然に恵まれ、ヨガスタジオだけでなくレストランやギャラリー、コワーキングスペースも備える。そんな同クラブは「人類の心身を進化させる」をテーマに、腸に着目した新たなメニューとして、腸内細菌の検査で判明した各自の腸の状態に合った食事メニューとトレーニングメニューで腸内環境をコンディショニングする「腸コン」をスタート。詳しくは同クラブの公式サイトをご覧ください。

【関連画像】

関連カテゴリー:
関連タグ: