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「美玲ちゃんは、傘が大好きで雨が降っていないときも傘を差すんです。傘をくるくる楽しそうに回している可愛い意姿が、もう見ることができないなんて……」(近所の住民)

 

9月11日から行方が分からなくなっていた神戸市立名倉小1年の生田美玲ちゃん(6)。23日、彼女の遺体が見つかった。発見された遺体はバラバラにされ、雑木林に捨てられていた。活発だった彼女は、家族から、たくさんの愛をそそがれて育った。

 

「祖父は週末になると毎週のように自分の車に祖母とお母さん、美玲ちゃんを乗せてお出かけしていました。特に祖母は美玲ちゃんを見るときは優しそうな眼差しで、表情が違っていました。お母さんもオシャレで、美玲ちゃんが学校から帰ったら、いつもきれいなワンピースを着せてあげていました。美玲ちゃんが怒られているところは見たことがありません」(前出・近所の住民)

 

今年4月には小学校に入学。そのころ美玲ちゃんにはもうひとつ嬉しいことが。

 

「ちょうど学校に入ったころ、妹さんが生まれたようで、『赤ちゃんが生まれたから、私、お姉ちゃんなんだよ!』とニコニコ話していましたね」(別の近所の住民)

 

そして、この夏、新しい家族とともに、新居に移った。

 

「8月末の日曜日に、美玲ちゃんたちが、祖母の家から歩いてすぐのアパートに引っ越しました。妹さんが生まれて、家族が増えたので越すのかなと思いました。美玲ちゃんはそれまでに見たことがないぐらい楽しそうで、すごく元気でした。引っ越しがよほど嬉しいんだなと思いましたね」(別の近所の住民)

 

美玲ちゃんは希望に胸を膨らませ、新生活を始めたばかりだったのだ。そんな矢先、美玲ちゃんの行方が分からなくなった。遺体が見つかった翌日、君野康弘容疑者(47)が死体を捨てた疑いで逮捕された。

 

無残に切り裂かれた少女の希望。周囲を和ませた彼女の笑顔は、もう見られない――。