「育児が一段落したらまた働きたい」という方は多いはず。’06年に子育て中の女性の再就職を支援する目的で設置されたマザーズハローワークは、熱気であふれている。主婦歴、ママ歴が活きる40代からの就活。面接で”欲しい人材”と思われる方法を、キャリアカウンセラーの弓ちひろさん(49)が教えてくれた。

 

【持っている資格は「履歴書」に書く前に最新の参考書で勉強し直し、変更点をチェック】

 

「数年前に取得した資格の場合、試験内容が改定されていることもあります。最新情報をチェックし、自信を持って面接へ向かいましょう」

 

【志望動機で「近いから」「時間が短いから」はNGワード、企業にとってマイナスの印象に】

 

「『4時まで』の条件が自分に合っていたとしても、面接では『まずは4時まで働いてみて、御社が求めるのであれば、5時6時に延ばしていくことも考えます』と答えてください」

 

【保護者会や地区役員の経歴は、履歴書と面接で積極的にアピールする】

 

「特に議長など役職を務めていた人は、リーダーシップ能力を示すチャンスです。履歴書にも忘れず記入しましょう」

 

【ボランティアで”社会での仕事”の実績を積み、会社で働くことへのモチベーションを語る】

 

「目的もないままや、逆に焦って仕事を探すより、3カ月間は面接への準備をするのがかえって効率的です。ボランティアなどを通じて日々の行動を変え、『自分がそのなかで発見したこと、変わったこと』をアピールできれば十分な自己PRになります」

 

【「お子さんは大丈夫ですか?」の質問には即答できるように準備しておく】

 

「必ず聞かれる質問です。保育場所の確保や、もしものときは夫や両親の協力が得られることを説明できるように」

 

つまり、求める側が何を望んでいるかを考えて行動することが肝心、と弓さんは言う。

 

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