今年2月、生活保護受給者の実態が、あるアンケートで明らかになった。それは、病院検索サイトなどを運営する株式会社キューライフと株式会社エス・エム・エスが、医療従事者(医師・看護師・薬剤師)744人に対して行った調査。

この調査では、約半数もの医療従事者が、生活保護受給者が医療扶助を不適切に利用した例を見たことがあると回答している。

 

「糖尿病のインスリン患者が、食費がなくなると、わざとインスリンを打たずに高血糖になり、救急外来を受診して入院。食費を浮かせている」(40代・医師)

 

「症状を偽って薬をもらおうとする人がいます。たとえば熱が出ていないのに解熱剤や抗生剤を要求するなど。余ったものは他人に分けると堂々と言っていました」(30代・看護師)

 

「入院するほどの症状ではない患者さんだったのですが『生活保護を切られるかもしれないから今のうちに入院しておいたほうがよいか?』と相談されました」(40代・看護師)

 

「大部屋だとうるさいとクレームをつけてくる受給者。元気なのに個室に何日も入院していたことがありました」(50代・看護師)

 

「診察の際には必ずタクシーを利用し、バスなどは使わない」(30代・看護師)

 

「さみしいからと救急車を呼び、入院したいと言い張る」(40代・看護師)

 

このように、「タダだからいいだろう」と、過剰に医療機関を利用している受給者が少なからずいるという。一方で、必要なところに届かない状況もある生活保護。本当に困っている人には、死活問題だ。