「話し方が与える印象は外見よりも重要です。『初対面でどこをチェックするか』という調査で、8割の人が『話し方』と回答しています」

 

そう語るのは、NHK松山放送局アナウンサー時代に培った経験をもとに話し方教室『KEE’S』を設立した野村絵理奈さん。アナウンサー志望者の2.5人に1人が試験に合格し、ミス・ユニバースの公式トレーナーも務め、受講者1万人の人生を変えるなど、いま“小さな話し方教室の奇跡”と話題になっている。

 

「伝える力は生きる力です。会話力をつけると、相手との意思疎通がスムーズになります。会話は人間関係を築き、愛されるための大切なコミュニケーションスキル」(野村さん・以下同)

 

起業家として野村さんは感じていることがある。それは「人脈が金運」ということ。野村さんは「ビジネスの世界では、成功のために人脈をつかむことは鉄則です。そのために出会いをつなぐ話し方があります」と言う。そこで野村さんが、ビジネスシーン以外の日常でも使える、人脈と金運をつかむための『話し方5カ条』を教えてくれた。

 

1.損得に関係なく、いつでもどこでも印象よく

2.挨拶は明るく、いつでも自分から先に

3.会話相手に恋愛を!(興味を持ち、きちんと相手の目を見て、ほほ笑み、うなずく)

4.傾聴時間をじっくりと

5.共感、尊敬点を褒める

 

「ほかにも、私が日ごろから心がけていることに、『初めての出会いで運をつかむルール』があります。それはアイコンタクト。これができるかできないかで大きな差がでます。相手の立場が上でも、最後まで目をそらさなかったほうが、不思議と精神的優位に立てます。3秒ほど目が合ったならば、阿吽の呼吸で互いに一度、視線をはずしましょう。『同等』と認め合うことは大切です。重要なのは、勝つことではなく、『負けない』ということです」

 

そのとき、こちらからの質問は3割にし、相手に7割を話してもらうのが会話のベストバランスだそう。

 

「相手が7割も話すにはどうすればいいか?答えは簡単。相手が話したいことを聞きましょう。自分の都合で質問をする人は一問一答になり、話がつながりません。相手の一つの答えの中から、新たな質問を見つけることを心がけると、会話が盛り上がっていきます」

 

また、野村さんはさらに人脈を築く工夫もしている。

 

「初対面でお会いした方とは、次につながる約束をします。目上や上司には気に入られるように、お話は傾聴すること。そして翌日にはお礼のメールをして、忘れかけたころにお誘いして次の約束を実行します。一回会った人の手は離さない。いつか自分が困ったときにお願いできるような関係を築きましょう。人脈が運を引き寄せます」

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