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日本全国の現役で活躍する“最高齢”女性たち。どうしたら、彼女たちのように毎日を元気に過ごすことができるのか?彼女たちの“長生きのヒント”を探った!

 

「最近は、お料理の本ではなく、“ご長寿もの”の執筆依頼ばかりなんですよ」

 

こう口元に手を当てて笑顔を見せるのは、日本の料理研究家の草分けの吉沢久子さん(97)。30代半ばから、家事・生活評論家として、本誌をはじめ週刊誌や新聞に執筆してきた。97歳の今も“現役バリバリ”で執筆活動にいそしむ。その白髪と同じほど色白のお顔は、肌つやもよく若々しい。

 

「私は、和洋を問わず甘いお菓子に目がないんです。近所の友達や若い人たちと食べれば会話が弾むし、笑顔になれる。一人暮らしの読者の方もいらっしゃるかと思いますが、近所の方とお友達になるのがいちばんだと思う」

 

日々の料理はというと、「自分がおいしいと思うもので、かつ簡単にできるもの」。季節ごとの野菜もふんだんに使うそう。大量に食材を買い込むときは、姪御さんに頼むのだという。

 

「多種類の野菜、果物を買います。そのときね……3個パックの焼きそばも、姪にお願いしておくんですよ。たまに『焼きそば食べたいな!』って思うことがあるから。それもスーパーで売っている、パックの、マルちゃんの焼きそばが好きです。屋台の焼きそばみたいな気取らないのが食べたくなるんですよ。もやしやキャベツ、庭で栽培しているにら、お肉は豚ヒレ肉を使います。すごく元気になりますよ」

 

豚ヒレ肉を選ぶのには、次のような理由がある。

 

「豚ヒレ肉は、ビタミンB1を豊富に摂取でき、高タンパク低脂肪。脂肪過多にならないんです。私はブロックで買っておいて、使う分だけ切り分けていろんな料理に使います。残りは冷凍にしておいて、次に回せますからね」

 

ますます元気な吉沢さんの“食の知恵”には、学ぶことがたくさんありそうだ。