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1月6日、北朝鮮が「水爆実験を成功させた」と衝撃発表!北朝鮮の核実験はこれで4回目。“友好国”中国にも無断で実験はおこなわれ、北朝鮮は国際的に完全に孤立することに――。

 

北朝鮮ウォッチャーである東京新聞・五味洋治編集委員はこう解説する。

 

「今回の核実験が北朝鮮の発表どおり、本当に水爆かどうかは、現時点ではなんとも言えません。ただ、これまで北朝鮮は、必ずしも成功といえない時も『大成功』と主張する、“トンデモ発表”を繰り返してきました」

 

その代表例が、日本に影響が大きい弾道ミサイルに関するものだという。

 

「昨年、北朝鮮は潜水艦からの弾道ミサイル水中発射実験を行って、『完全に成功した』と発表しました。しかし、米国は失敗したと見ています。そもそもこのミサイル自体、非常に高度な技術を要するため、実用可能な国は米国や英国など、世界でも5~6カ国しかないんです」

日本国民には安心する話だが、堂々と嘘を主張する“トンデモ発表”は、軍事技術だけにとどまらないという。

 

「’09年に人工衛星『光明星2号』を打ち上げ、宇宙から当時の総書記である故・金正日氏を讃える歌を流したと発表しました。しかし、その歌を受信した人はひとりもいませんでした。さらに、’13年に、金正恩氏が北朝鮮国内のスマートフォン工場を視察した時、『北朝鮮のこの技術が全国民に誇りを与える』とアピール。ですが、自国で開発したという『アリラン』というこの機種も、実際は中国製の安価な部品を寄せ集めたシロモノでした」

昨年アジア社会に衝撃を走らせたあの“病気”も、北朝鮮の宣伝材料に……。

 

「韓国を中心に猛威を振るったMERS(中東呼吸器症候群)も、北朝鮮は自国が開発した万能注射薬『クムダン2』で治療することができると発表しましたが、なんの根拠もありませんでしたね」

 

しかし、『コリアレポート』編集長の辺真一氏は、“決して北朝鮮をナメてはいけない”と警鐘を鳴らす。

 

「これまで核開発に成功している国は、おおむね最初の核実験から10年以内に水爆実験に成功しています。’12年に一応の成功を収めた人工衛星にしても、打ち上げられる国は、日本を含め世界で10カ国ほど。北朝鮮の技術を“過小評価”するのは危険です」

そして、“最悪のシナリオ”の可能性を指摘する。

 

「今回の核実験で、国連が北朝鮮に強力な経済制裁を下せば、追い詰められた彼らが反撃に出る可能性は十分にあります。集団的自衛権の行使を容認した日本も他人事ではありません。破れかぶれに核ミサイルを撃ってくる可能性もありますよ」

 

どこまでも迷惑な独裁国家のようだ――。

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