自粛期間にチャーハンが売れた コンビニ商品に新たな変化が
(写真:アフロ)

5月25日、安倍首相は新型コロナウィルス感染拡大による、緊急事態宣言を全面的に解除。これまで敷かれてきた自粛要請を段階的に緩和していくことを発表した。

 

自粛期間中、多くの業種・業態が、休業あるいは時短営業を余儀なくされた。一方で、全国のコンビニエンスストア多くは、従業員に手洗いやマスク着用を励行しながらも、変わらず24時間営業を続けていた。

 

前代未聞となったコロナ自粛は、コンビニにどのような影響を及ぼしたのか。大手コンビニエンスストア2社から話を聞いた。

 

「これに伴って、オフィス街や駅前の店舗に関しては利用者が減りましたよね。逆に郊外の住宅地にある店舗では、利用者が増える傾向が見られました」(大手コンビニエンスストアA社 広報担当者)

 

今回のコロナ渦によって、会社員の多くはリモートワークに切り替わった。家ですごす時間が増えた分、自宅近辺のコンビニ利用頻度が増したようだ。では、自粛期間中に、特に売り上げを伸ばした商品は何だったのか。

 

「買い置きや保存が効く、冷凍食品の売り上げが伸びましたね。なかでもパスタやチャーハンが売れました。忙しい仕事の合間にレンジで温めれば、すぐに食べられることもあって人気だったのではないでしょうか」(前出 広報担当者)

店舗を構えてアルコールを提供する業態、居酒屋やバーの多くが店を閉めるなか、アフター5の“飲み需要”を担ったのもコンビニだ。

 

「夜18時以降となると、酒類とおつまみとなる総菜を購入する方が多くいらっしゃいました。自粛前では考えらないほど、行列になることもあり、常に入り口を開放するなど換気には気をつかいましたね」(前出 広報担当者)

 

また、別の大手コンビニエンスストアはアフターコロナに向けて、こう述べる。

 

「コロナを受けて、お客様の意識はもちろん、コンビニの使い方も変化してくると思います。今後のニーズを踏まえた上での商品開発、品揃えを進めていきたいと思います。また、エリアや立地等によって、どう利便性を高められるかを検討していきたいと思います」(大手コンビニエンスストアB社 広報担当者)

 

24時間営業しているコンビニは、緊急事態時のライフラインとなる。コロナ自粛は、近所のコンビニの必要性を感じさせることとなった。

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