【6】トングやビュッフェのフタなどを触るときは要注意
「感染対策としてのフタでも、不特定多数の人が触っている場合、リスクが高いです。直接、触らなければいいので、足で踏んでフタが開くなどの仕組みがあればいいですね」(筋野院長)
【7】バーカウンターに集まらない
「カウンターでドリンクを注文するような店では、一斉に集まったりしないよう気をつける必要もあると思います」(筋野院長)
【8】肩をたたくなどの接触を回避
【9】顔の正面で大声で話さない
「グループで同席する場合、盛り上がって肩をたたいたり、近寄ってお酌をするなど、身体的な接触をしないように。相手に面と向かって大声で話さないなどの注意も必要です」(筋野院長)
【10】トイレは極力、使わない
筋野院長はこう力説する。
「不特定多数が使うトイレは極力使わない。ただ、努力ではどうしようもない場合もあるので、理想は店側に使用の度に消毒していただきたいです。待てるならば、前のお客さんが使用後に5分換気してから使うようにしたらなおいいです」
最後に、筋野院長はこう語る。
「自粛ムードも解けてきて、お店側もお客さんに来てほしいし、皆さんも外食を楽しみたいですよね。だから、双方ができる範囲でできることをやっていくしかない。長期戦と考え、長く続けられることをやらないと意味がないんです」
家族や仲間との外食を楽しく過ごすため、飲食店も利用客も新たな“外食ルール”に基づいた日常を共有するようにしたい――。
「女性自身」2020年6月16日号 掲載
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