眞子さまは11年、佳子さまは14年に20歳を迎えられた /(C)JMPA 画像を見る

1月11日、成人の日。今年は全国で約124万人が新成人を迎えた。感染拡大が続く新型コロナウイルスの影響で、成人式を中止するところも出たものの、多くの新成人が大人への第一歩を踏み出した。

 

実は、皇族にも成年を祝うイベントがある。天皇・皇太子・皇太孫は18歳、そのほかの皇族は20歳の誕生日に行われる成年祝賀行事だ。

 

女性皇族の場合、午前は宮中三殿を参拝した後、宮殿・鳳凰の間で天皇陛下から宝冠大綬章を授与され、午後には礼服のローブデコルテに勲章やティアラなどを身に着けた正装に着替え、再び宮殿で、天皇皇后両陛下にあいさつされる流れだ。なかでも近年記憶に新しいのは、眞子さまと佳子さまのティアラ姿だろう。

 

2011年の祝賀行事でお披露目された眞子さまのティアラは、銀座・和光が制作。ティアラを含めた宝飾品一式を2,856万円でそろえられた。また2014年に制作された佳子さまのティアラはミキモト製で、宝飾品一式で2,793万円だった。

 

ローブデコルテは眞子さま、佳子さまともに白地に金糸で花模様があしらわれているが、ジャケットの襟や花模様のデザインにお二人の“らしさ”が表れている。

 

さらに、誕生日を前にはご成年にあたっての記者会見が行われる。将来の夢や、結婚についての質問が挙がることが多い。

 

眞子さまは会見でご結婚や理想の男性像について聞かれ、「私はまだ余り結婚については考えたことはありません。理想の男性像に関しましては確たるものはございません」とお答えになっていた。

 

一方、佳子さまもご結婚について「将来的にはしたいと思っておりますが、来年の春から、また再び大学生になりますし、現在は考えておりません」とお答えに。理想の男性像については「一緒にいて落ち着ける方がいいと思っております」と話されていた。

 

今年12月1日には、愛子さまが成年皇族となられる。どんなティアラをお召しになるのか、そして初の会見でどんな発言をなされるのか期待が高まる。

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