「熱感、頭の重さも…」医師が実体験したワクチン副反応
画像を見る 【図解】ワクチン接種後の主な副反応と発生した割合(厚生労働省 検討部会の資料をもとに作成)

 

■代表的な副反応は、接種部分の痛み、倦怠感、頭痛…

 

代表的な副反応は、接種部分の痛み、倦怠感、頭痛、発熱の4つ。

 

看護師から「2回目の接種日の夜中3時ごろに気をつけたほうがいい」といわれたというのは小林先生。

 

「接種直後はなにもなかったのですが、当日夜に悪寒が走り、目を覚ましました。時計を見ると計ったように夜中3時。接種からちょうど12時間後でした」(小林先生)

 

厚生労働省の検討部会の資料を見てみると、接種部分の痛みや倦怠感・頭痛は多く見られる副反応のようだ。

 

その影響はけっして小さなものではないにしろ、ワクチンを接種するメリットはそれを上回るものだと5人の先生方は話す。

 

「私は、医療従事者として、また子をもつ母として、ワクチンを打つことで気が楽になり、とても安心できました」(友利先生)

 

ワクチンの接種を決めた際には、そのメリット、同時に起こりうる副反応をきちんと理解することを心がけ、きちんとした準備のうえで臨むようにしたい。

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