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「佳子さまのお歌からは、お姉さまの眞子さんとの変わらぬ絆の強さが伝わってきました」

 

そう語るのは宮内庁関係者。歌会始の儀で佳子さまが詠まれたのは次のお歌だった。

 

《窓開くれば金木犀の風が入り甘き香りに心がはづむ》

 

このお歌について宮内庁はこう解説している。

 

《佳子内親王殿下が、秋のある日にお部屋の窓を開けると、金木犀(きんもくせい)の香りが風にのって漂ってきました。甘い香りにふれて嬉しいお気持ちになったことを歌にお詠みになりました》

 

お住まいのある赤坂御用地の自然を詠んだ歌だが、関係者のなかでは、この解説どおりに受け止めていない者も少なくないという。前出の宮内庁関係者が続ける。

 

「自分のお気持ちを伝える場が少ない皇族方にとって、歌会始の儀は貴重な機会だからです」

 

お歌に込めたメッセージという意味で、記憶に新しいのは’21年3月に発表された眞子さんの作品だろう。

 

《烏瓜その実は冴ゆる朱の色に染まりてゆけり深まる秋に》

 

「烏瓜(からすうり)には『よき便り』という花言葉があります。その烏瓜が秋の色に染まる……。つまり、秋によい便りが来るようにと願われた歌なのではないか、とささやかれたのです。眞子さんと小室圭さんの結婚が正式に発表されたのは、それから半年後の10月1日でした。

 

まさに“におわせ和歌”の内容が現実となったわけです。もちろん佳子さまも、眞子さんの和歌の“烏瓜の花言葉”が当時、注目を集めたことは強く意識されていたでしょう。また金木犀の開花時期は、9月中旬から10月下旬。お姉さまがついに結婚を勝ち取ったのと同じ時期です」

 

金木犀の花言葉は「謙虚」「気高い人」「初恋」「真実」「陶酔」など。

 

「ご家族の反対や国民の批判に負けることなく、小室圭さんとの『初恋』もしくは『真実の愛』を成就させた眞子さんを讃美する歌なのだといわれています」

 

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