■「これは虐待であり、冤罪事件でもある」
今回のケースについて、検察組織や、不当に勾留を延長する“人質司法”の問題を取材してきたジャーナリストの赤澤竜也さんはこう指摘する。
「16歳の少女がまったく必要のない勾留をされ、心身を追い詰められた結果亡くなったのですから、司法による虐待であり、重大な人権侵害事案ではないでしょうか。
法律上、身体拘束を続けるのは、『逃亡のおそれ』と『罪証隠滅のおそれ』があるときのみです。しかし、るなさんの場合、そのどちらがあったのかは極めて疑問です。しかも未成年であり、本来であれば少年法の趣旨に沿った慎重な対応が求められていたはずです」
なぜ16歳の少女は逮捕され、18日間も勾留されなければならなかったのか。そして、その結果として、なぜ命を落とすことになったのか――。
今後進められる裁判では、警察や検察、そして勾留を認めた司法判断の妥当性も含め、その経緯が厳しく問われることになる。
画像ページ >【写真あり】提訴後に記者会見する母親と弁護士。“罪を認める”まで勾留し続ける「人質司法」が数々の冤罪事件を引き起こしたと指摘されている(他1枚)
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