タレントの野村沙知代(77)と野村克也・楽天前監督(74)が18日、都内で沙知代さんの著書『新・冠婚葬祭入門』の出版記念サイン会を行った。野村前監督はサイン会に1時間の大遅刻。マナー本の出版記念イベントで大変な“マナー違反”を犯してしまった野村氏だが、「今日の主役はキャッチャー(妻)だから」と言いながら、沙知代さんの肩を抱くと沙知代さんは照れたように笑い、2人仲良く撮影に応じた。『新・冠婚葬祭入門』は、半年前から執筆していたという同書は、冠婚葬祭や成長の祝い、さまざまなシーンでのマナーなどを現代人用にまとめたもの。沙知代さんの著書を読んだかと聞かれた野村前監督は「まだ読んでない」ときっぱり。「うちの連中も礼儀知らずが多いから、今後は野球向けのマナー本を頼みたい。特にシマに読ませたい」と話していた。息子の克則さんの巨人入りについて、野村前監督は「綱渡りの世界だから、感謝しています」と親の顔を見せ、沙知代さんが「自分が巨人に憧れていたから息子が(巨人のユニホームを)着られるようになって羨ましいのよ。この人、巨人の帽子をかぶって球拾いしたいのよ」と明かすと野村前監督は「大の憧れです」と笑った。(撮影:柴田悟)