女優の宮沢りえ(36)が23日、日本語ナレーションを務めた仏映画『オーシャンズ』(ジャック・ペラン監督)の初日舞台挨拶を東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇3で行った。
昨年5月に長女を出産したりえは「セイウチやアザラシの親子のシーンで、慈愛にあふれた母親と、未来に向かってキラキラしている子供の姿が、すごく印象に残りました」とママの顔。映画に参加したカメラマンの奥村康さん(46)から大きなコブが特徴の海洋生物・コブダイ形の花束を受け取ると「こんな場でないともらえない(花束な)のでうれしい」と笑顔を見せ、「海の世界のアカデミー賞があれば、(コブダイは)絶対に主演男優賞。もし、私が海にすむ生き物だとしたら絶対友達になりたい!」と話した。『オーシャンズ』はドキュメンタリー映画史上、過去最高の70億円をかけて製作。構想10年、撮影期間4年。世界50か所を超える海で撮影されたフィルムの長さは、のべ470時間にも及ぶという超大作ドキュメンタリー映画だ。配給のギャガによると、公開初日の動員が同社配給のドキュメンタリー『アース』を超え、ネイチャードキュメンタリー史上最高成績となる興行収入24億円を超えるのは確実だという。(撮影:河崎文雄)

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