『女性宮家創設』論議にあたり、未婚の女性皇族8人がいま、クローズアップされている。歴代天皇の子供と孫を”内親王”、それより遠い関係の方を”女王”と呼ぶ。宮家当主の範囲を内親王までにするのか、それとも女王までにするのかは、現在も検討中だ。

”女王”の称号を持つ三笠宮寛仁親王の長女・彬子さま(30)は、今年4月から立命館大学の特別招聘准教授に就任されると同時に、慈照寺(銀閣寺)研修道場の美術研究員として働き始められた。

お仕事は室町時代中期の文化『東山文化』の研究と研修道場の講師。実はこの仕事、彬子さまがご自身で”就職活動”されて決まったものだというのだ。天皇陛下のご学友で三笠宮寛仁さまや信子さまとも長年の交流がある、臨済宗相国寺派管長で金閣寺や銀閣寺などの住職も務める有馬頼底さんはこう語る。

「彬子さまから私のところにお電話があり、『銀閣寺研修道場で働きたいのですが……』と。私は『特別の給料は出せへんで』と申し上げたのですが、『それで結構です』とおっしゃっていただきました」

その生活ぶりは至って質素なものだという彬子さま。銀閣寺には、なんと市バスで通勤されているそうだ。

「信子さまは、お嬢さん方に”贅沢をさせない”と言う教育方針で、『タクシーには絶対乗ってはいけません』と常々おっしゃっていました。また、銀閣寺のスタッフからは『彬子さんのほうから溶け込んでくださるので、(職場は)とてもいい雰囲気です』と聞いていますよ」(有馬さん)

ちなみに、京都の大学関係者によれば「美術研究員で、勤務1年目ということであれば、給与は20万円台の前半ぐらいではないでしょうか」とのこと。オックスフォード大学の博士号をお持ちの彬子さまの経歴からすれば、”激安”な給料といえるのではないだろうか。