《チビ君……またお熱をだしちゃったの でも、なんだか今回は様子へん。夜、呼吸困難におちいり 救急車を呼んでそのまま入院。悪魔みたいな時間だった。。。》

7月31日付の梨花(39)のブログは、冒頭からいつもと様子が違っていた。7月下旬に昨年11月に生まれた長男が、救急搬送されていたというのだ。救急車を呼んだ梨花だが、なかなか受入れ先の病院が決まらなかった。いわゆる“たらい回し”にあってしまったのだ。

《救急隊のかたが1件2件3件…病院に連絡をしても受け入れてもらえない状態… 救急車の中での時間はとても長く これが今、ニュースでやっている夜間の救急医療体制の問題なのか…。》

結局、梨花が事前に調べてあった救急対応をしてくれる小児科を救急隊員に伝え、愛息はその病院に搬送。大事にはいたらなかったという。小児科医でもある阿部知子衆議院議員は、この“たらい回し問題”について、次のように語った。

「日本では小児科医の地盤沈下が進み続けているんです。病院の経営者側からすれば、小児科病棟は手間もかかるし、利潤も少ない。小児科病棟を持っている病院もどんどん減っていて、同時に、子供の救急医療を受け入れる病院も減少し続けているんです。救急医療や入院が必要なケースでは、かかりつけの小児科医などに近辺にどんな病院があるのか、なども親としては聞いておくことも大切なのです」

梨花の叫びは、小児科医療制度に一石を投じるか――。

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