7日、都内で、女優宮崎あおい(26)が、声優を務めたアニメ映画『おおかみこどもの雨と雪』の大ヒット記念舞台挨拶を行った。

同作は、『時をかける少女』や『サマーウォーズ』で知られる細田守監督(44)の劇場版アニメ最新作。『親子』をテーマに、主人公・花と『おおかみおとこ』の出会いから恋愛、結婚、出産、子育て、子どもの『おおかみこども』の成長と自立を描く。

7月21日の公開初日から8月6日までの17日間で、観客動員数135万人、興行収入16億8000万円を突破する大ヒットを記録している本作。宮崎は「友だちや家族が見てくれて、『細田監督の作品好き』とか『あおいの声好き』とかたくさんのメールをくれた。親子の普遍的な部分を描いているので、世代を問わず共感していただけているのかなと思う」と喜びを語った。

作品にちなんで、なるなら人間と狼どちらがいいか?と聞かれた宮崎は「出会ってきた人にまた出会いたいと思う部分もあるけれど、今は狼になりたい」と意味深発言。理由として「自然が好きで、自然の中にいると落ち着くし、深い緑を見て美しいと思うようになったから。自然の中にいられたら幸せだなと思う」と遠い目をしながら話していた。(撮影:小山伸正)

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