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2月9日、渡辺謙(56)が早期の胃がんの摘出手術を受けたことを公表した。彼をよく知る仕事関係者は言う。

 

「本当に奥さんのおかげで、謙は命拾いしましたね。彼は1月27日にはニューヨークで舞台を見ています。その後、帰国したときの彼の言動に、妻の南果歩さんは強い不安を感じたようですね。直前にお嬢さん(※女優の杏)が評判のいい人間ドックを教えてくれていたそうで、そこに入ることを謙に強く勧めたのです」

 

妻の予感に娘の気遣い……。南と杏、義理の母娘による連係プレーが“奇跡”を生んだのだ。南と渡辺は’05年12月に結婚し、結婚生活は11年目に入ったが、実は南は“夫婦円満”の秘訣を、瀬戸内寂聴さん(93)から学んだという。

 

《私の今年のテーマは「和顔施」。瀬戸内寂聴先生に教えていただいた仏教の言葉ですが、人に対して笑顔でやさしく接することは、お布施と同じ意味があるそうです。いつもそばにいる家族に対しても、どれだけやさしい気持ちでいられるか…》(『婦人公論』’14年3月22日号)

 

寂聴さんに南との交流について聞いた。

 

「お2人はご夫婦で京都の寂庵に何度も訪ねてきてくださいました。病気で寝ていればお見舞いに来てくださるし、回復すれば『美味しいフランス料理店がありますよ』と、誘ってくださいます。果歩さんは謙さんと結婚してますますキレイになりました。頭も良いですし、本当にできたお嫁さんです。果歩さんに教えた夫婦円満の秘訣? 私があのお2人に教えてもらいたいくらいです」

 

そう笑う寂聴さんだったが、寂聴さんが法話の会などで、繰り返し語っている言葉がある。

 

《あなたの夫や子供たちを、いつもきちんと見てあげて。そうすれば、彼らが病気になったり、いじめにあったりしても、すぐにわかります》

 

この言葉を実践していたからこそ、南は夫・渡辺の今回の異変にすぐに気が付いたのかもしれない。そして、がん手術の不安を癒したのも、南の“和顔施”だったのだろう。

 

「南さんは連続ドラマ『スペシャリスト』に出演中ですが、泊まり込みでの看病もしていました。病院から収録先に出勤したこともあるそうです」(前出・渡辺の仕事関係者)

 

発見&手術が早かったこともあり、渡辺はアメリカ・ブロードウェーでの主演舞台『王様と私』にも、約2週間遅れながら、出演できることになった(3月17日~4月17日)。決定したスケジュールを聞いたとき、渡辺は『やるぞ!』と、ガッツポーズを見せたという。

 

“がんを克服させてくれた妻や娘のために”――家族に捧げる舞台になりそうだ。