image

都内のマンションから出てきた、帽子を目深にかぶり、大きなマスクで顔を隠した男。無免許運転で逮捕、起訴されていたことがバレて、よしもとクリエイティブ・エージェンシーをクビになった、お笑いコンビ『ベイビーギャング』の北見寛明(32)だ。

 

顔には憔悴の色が濃い。吉本一の“男前芸人”として活躍し、客席を沸かせてきた面影はすでにない。記者が駆け寄り、名刺を差し出したが、見るなり「すみません」と消え入りそうな声で会釈して去っていった――。

 

その数日前の4月13日。北見は東京地裁の被告席にいた。

 

「じつは、北見被告が無免許運転で捕まったのはこれが2回目なんです。3年前にも無免許運転で捕まったあげく、弟になりすまして罪を逃れようとしました。もちろんバレて懲役1年6月、執行猶予3年の判決を受け、執行猶予中の身だったのです」(裁判ウォッチャー・今井亮一氏)

 

懲りずに今年1月、またも無免許で恋人とドライブしていたところを検挙された北見。なんと今回は、相方のりんたろー(30)の名前を名乗って、罪を逃れようとしたという。被告人質問で、北見は消え入るような声で反省を述べた。

 

「生まれて初めて手錠をかけられ、警察に勾留されて……。そこで初めて“ひどいことをしてしまったな”と自分を見つめ直すことができました。これからは、迷惑をかけてしまった人や、みんなの信頼を取り戻せるように……」

 

途中から涙ぐんでいた。だが自分が逮捕・起訴されたことを、北見は所属事務所に言っていなかった。ようやく事務所が把握したのは、この日の裁判から数日後。即日解雇となった。

 

「本人は『ほとぼりが冷めればまた芸人として復活できるはず』と思っているんです。解雇後も吉本のマネージャーに電話をかけてきて、今後の相談を持ちかけたそうです」(事務所関係者)

 

代償は大きかった――。