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覚せい剤所持などの疑いで逮捕された高知東生容疑者(51)。6月30日に会見を開いた妻の高島礼子(51)は会見で涙を浮かべながら「妻としての責任があると思う」と語った。

 

99年に結婚した高知と高島。当時は格差婚と話題になり、その後も高知の“ヒモ夫ぶり”が取り沙汰されてきた。だが高島はいつも夫婦仲の良さをアピール。やがて「芸能界きってのおしどり夫婦」とまでいわれるようになった。

 

昨年には“妻に代わって高島の父親を介護する”という理由で芸能界引退を発表した高知。夫妻には子供ができなかったが、高島は本誌14年5月27日号でこう告白している。

 

《子供は、2人ともほしくて葉酸とか飲んだ時代もありましたし、子づくりのために仕事をセーブしたこともありました。でも、結局授からなくて、夫のほうから『子供は(いなくても)いいんとちゃう?』となりました。それでも私の気持ちのなかには、子供に恵まれなかったことが“しこり”としてずっとあって……》

 

そんななか、高島は夫の高知にこんな提案を申し出たという。

 

「あるとき、高島さんが高知さんに『あなたも男だったら子供がほしいでしょ。だから60歳になったら、もう外で子供つくってもいいよ』と言ったそうなんです。あくまで冗談めかした口ぶりだったそうですが、子供ができなかったことを悩み続けた彼女がそんな言葉を漏らすなんてよほどの覚悟だったと思います。負い目を感じる必要はないのですが『夫に申し訳ない』という思いもあったのではないでしょうか」(高島の知人)

 

そこまでして高知と添い遂げようとしてきた高島。会見で彼女はこう語っている。

 

「私を支えてくださる大勢の方がいて、その方を私が裏切ったり、悲しませたりしたくない。(中略)そういう(離婚の)決断をしなければいけないことも。しっかり現実を見て、今後の彼の動向を見て、判断しなければいけないと思います」

 

惚れた女の弱みとはいえ、彼女の胸には悔恨の念が去来していることだろう。

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