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俳優・小栗旬(35)がNHK大河ドラマ「西郷どん」で坂本龍馬役として出演すると、一部スポーツ紙が報じた。

 

記事によると龍馬は中盤から終盤にかけての中心人物となるため、同局は慎重にキャスティングを進めてきたという。

 

 そんな中で白羽の矢が立ったのが、小栗。当初は主演映画の撮影などでスケジュールが埋まっていたものの、親友である主人公・西郷隆盛役の鈴木亮平(35)から「龍馬役は気心が知れた人にやってほしい」と熱烈にオファーされ快諾したというのだ。

 

「小栗さんと鈴木さんは同年代の俳優仲間。鈴木さんは小栗さんの初監督作品となった映画『シュアリー・サムデイ』に出演するなど、親交がありました。さらに13年公開の小栗さん企画の映画『HK 変態仮面』では鈴木さんが主演をつとめ、絆を深めていました。それが今回の小栗さん出演を後押ししたようです」(芸能記者)

 

「HK」といえば、主人公が「変態仮面」に変身した際のきわどいボディースーツも見どころの1つ。そのため当初、映画の製作は難航していたという。

 

「小栗さんが自ら演じる予定でしたが、スポンサーの絡みなどでNGに。そこで白羽の矢を立てたのが鈴木さんでした。鈴木さんは期待に応え、撮影までに1年かけて肉体改造に着手。脂肪で体重を15キロ増やし、そこから徹底的に絞って原作のイメージピッタリの主人公を演じたのです。小栗さんは完成作を見て『やっぱり亮平しかいないと思った』と感動していたといいます」(映画業界関係者)

 

小栗の出演決定は、文字どおり“ひと肌脱いだ”鈴木への恩返しでもあったようだ。

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