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6月14日、大杉漣さん(享年66)の長男で写真家の大杉隼平氏(35)がツイッターを更新。「父・大杉漣がサッカーについて書いた文章が出てきた」とし、大杉さん直筆の色紙を公開。話題を呼んでいる。

 

「僕はサッカーが好きだ」から始まるその色紙には、「もちろん技術も体力も衰えている。しかし、サッカーへの愛は深まるばかりだ」と“サッカー愛”が綴られている。さらに大杉さんは、こう続けていた。

 

「好きなものに理屈なし!ぼくにたくさんの思い出と友人を与えてくれたサッカー。共に歩んだ四十七年間にひと言。『ありがとう サッカー』」

 

隼平氏はワールドカップが開幕したことについて触れ、「あなたの想いと写真はロシアへ。日本代表を全力で応援します!!共に」とコメントしている。

 

大杉さんは高校時代、サッカー部に所属。下積み時代は「目の前にサッカー場がある」という理由だけで、川崎のアパートに引っ越したこともあるほどサッカー好きだった。徳島県出身の大杉さんは地元チーム・徳島ヴォルティスのサポーターとしても知られ、自らも“鰯は弱いけれど味がある”として「鰯クラブ」というサッカーチームを発起。また大杉さんが亡くなった当時、徳島ヴォルティスは大杉さんの写真を大型ビジョンに映し追悼していた。

 

大杉さんのサッカーへの愛を再確認し、ネットでは涙する声が上がっている。

 

《漣さんのサッカーへの愛情……味わい深い文字で伝わってまいります。ワールドカップをきっと楽しんでおられることと思います》
《文言がシンプルであるが故に、余計にサッカーに対する愛情や敬意が伝わってくるんですよね。敬意。うん。これなんだろうなあ……》
《漣さんサッカーワールドカップロシア大会始まりますよー 観てますか!?日本に力を与えてください。見守ってください》

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