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09年に離婚した浅野忠信(44)とChara(50)の長男でモデルの佐藤緋美(ひみ:18)が俳優デビューすると、スポーツ報知が報じた。デビュー作にもかかわらず、10月7日から上演予定の舞台「書を捨てよ町へ出よう」では初主演をつとめるという。

 

中学・高校時代をインターナショナルスクールで過ごし、昨秋に1年間のシドニー留学から帰国。モデル活動スタートしていたが、今回のオーディションで選ばれたというのだ。

 

「父親が浅野さんクラスの俳優であれば、佐藤さんが頭を下げて頼めばいくらでも俳優デビューの機会はあったはず。それを“親の七光り”に頼らず、自力で主演を勝ち取った根性はみあげたものです。『かなりの本格志向だ』と噂になっています」(演劇関係者)

 

だが佐藤のみならず、ここ最近役者としてデビューした“二世”には本格派が多い。離婚した村上淳(44)とUAの息子・村上虹郞(21)は、映画デビュー作の「2つ目の窓」(14年)で「第29回高崎映画祭」の最優秀新人男優賞を受賞した。

 

また佐藤浩市(57)の息子・寛一郎(21)は、映画「心が叫びたがってるんだ。」(17年)で俳優デビュー。THE BOOMのボーカル・宮沢和史(52)の息子・宮沢氷魚(24)も昨年放送のTBS系ドラマ「コウノドリ』にレギュラー出演し、俳優デビュー。寛一郎も宮沢も、デビュー作での好演ぶりが注目された。

 

そして石橋凌(61)と原田美枝子(59)の娘・石橋静河(23)は、昨年公開の主演映画「夜空はいつでも最高密度の青色だ」で数々の賞を受賞している。いったいなぜなのか。そこには二世たちの“心構えの変化”があるようだ。

 

「ひと昔前の“二世”といえば肩書としては『タレント』が多く、バラエティー番組などで稼ぐケースが多かったように思います。しかし安易に芸能界に入ってしまった結果、人気が続かないというケースもみられました。その点、最近デビューしている二世たちは芸能界に入りたいというよりも、やりたいことが明確。しっかり志を持っているからこそ、実力を磨くことにも余念がないのです」(芸能関係者)

 

今後、続々と映像作品での親子共演が増えそうだ。

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