『半沢』支える北大路欣也の囁き「ひと言で現場跳ね上がる」

ドラマ『半沢直樹』(TBS系)で東京中央銀行の頭取・中野渡謙を演じる北大路欣也(77)。役柄だけでなく、収録現場でも断トツの存在感を放っているという。

 

「北大路さんは基本的に寡黙なのですが、圧倒的なオーラがあり、たまにボソッと話すひと言で現場のテンションが跳ね上がるんです。

 

主演の堺さんとの共演シーンの合間には、堺さんに『本当に半沢は、いい男だね』とつぶやいていました。堺さんは満面の笑みでしたね。尊敬する大先輩からかけられた言葉は絶対に忘れないそうです」(前出・ドラマ関係者)

 

制作関係者もこう語る。

 

「北大路さんが若い役者さんに優しく語りかけている言葉を偶然、聞いたことがあります。『働くって言葉は、傍(はた)を楽(らく)にするって意味なんだ。自分の働き(演技)ばかり考えるのではなく、自分が働くことで相手も楽になるよう考えて』と――。

 

前作のクライマックスだった香川さんの土下座シーンの撮影直後も、北大路さんは香川さんに近寄って『いいものを見せてもらった。感動した』と感想を漏らし、張り詰めていた現場がこれ以上ないほど盛り上がりました。北大路さんのひと言は、現場の雰囲気を明らかに変えるんです」

 

共演者やスタッフ一同の心を感動で震えさせる頭取の“神の囁き”が、『半沢直樹』特有のエネルギーを生み出しているようだ――。

 

「女性自身」2020年9月15日号 掲載

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