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「(海外進出については)僕も相談を受けていました。向こう(ハリウッド)からいくつかオファーがあり、息子もどうしようかと考えていたみたいだね。だから『出たほうがいい』と、勧めました」

 

そう語るのは、俳優・千葉真一(81)。千葉の長男・新田真剣佑(24)が今年4月いっぱいで、日本での活動を停止し、海外に進出すると報じられたのだ。

 

“国宝的イケメン”として人気を博している真剣佑。所属事務所も退社するというが、この計画は何年も前から温められてきたものだという。

 

「真剣佑は、かねてから『日本でだけ活動していてもダメだ』ということも言っていました。もちろんお父さんの影響も大きいと思います」(真剣佑の知人)

 

電話取材をした千葉は、冒頭のように息子の決断について語ってくれた。

 

「日本の映画界はマンガ(原作)に依存していて、僕は以前からそんな風潮には疑問を感じていた。だから(真剣佑の)弟の郷敦がデビューしたときには2人に、『お前たちは世界で通用する俳優になれ』『ハリウッドを目指せ』と、言いました。役柄にもよるけど、真剣佑は十分にハリウッドでも通用すると思っています。

 

郷敦もいずれはハリウッドを目指しますが、『いまは日本で基本を学びなさい』と、言っています」

 

――5月以降は、ハリウッドの近辺で生活するのでしょうか?

 

「そういうことになるでしょう。アメリカで生まれた彼や弟はアメリカの国籍を持っているしね。ただ、いま携わっている映画の宣伝などもきちんとやらなければいけないとも言ったし、応援してくれる日本のファンを大切にしなさいとも言いました。

 

それに、もちろん日本ではもう仕事をしないということではありません。今後も“いい作品”があれば、日本でも仕事をするでしょう」

 

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