「こんな役とは…」トータス松本の両親語る最悪父熱演の不安
画像を見る イケイケな若かりし頃のトータス松本。

 

■母が『あさイチ』前のトータスに贈った言葉

 

ご両親なりになんとかポジティブに捉えようともしているようで……。

 

「インパクトが強すぎたけど、多くの人に覚えてもらったらいい。今は爪痕を残せたらええと思わないと仕方がないです(笑)」

 

そう話す実母だが、最近になって息子の“名誉挽回”のチャンスを見つけ、トータスに第1話オンエア日以来、久しぶりのLINEを送ったそうだ。29日放送の『あさイチ』(前述)に息子がゲスト出演することを知ったからだった。

 

「『あさイチ』は絶対に“名誉挽回”のチャンスやと思いました(笑)。ダメで悪い父親役のせいで、敦までおんなじやと思われそうですけど、実は違うんですよ、と(笑)。『番組で一生懸命説明したらわかってもらえるはずだから、全力で頑張ってほしい』と伝えましたね」

 

そんななか、テルヲに胸打たれた回もあったという。それは第37話、映画の主演に決まらなかった千代を思いテルヲが激怒するシーンだ。そこでテルヲは撮影所の社長に「おっさん、見る目ないのう!」と啖呵を切っていた。

 

「テルヲにも娘に“なんとかなってほしい”という気持ちがあるんだなと伝わってきました」(実父)

「なんぼ“のんだくれ”でばくち打つ親でも、子供を思う気持ちは一緒なんやなと……」(実母)

 

テルヲに垣間見えた“なんとかなってほしい”と子を思う気持ちは、ご両親がトータスを見守ってきた気持ちと重なるようだ。かつて、音楽をやると言いだした息子に父は「好きなようにせい。でも25歳までやで。芽が出なかったらあきらめて帰ってこい」と言い聞かせたという。

 

「25歳になる直前に東京に行ってしまったけれどね。“なんとかやってくれんとあかん”と思って見ていました」(実母)

 

そうして“なんとかなった”今も、その評判を心配。子を思う親心は不変、ということだろう――。

 

「女性自身」2021年2月16日号 掲載

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