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「現場の雰囲気もすごくよく、空気感もつかめてきたような手応えがあるので、いい方向に進んでる気がしています」

 

昨年9月、本誌にこう語っていたのは吉沢亮(27)だ。2月14日に放送開始した大河ドラマ「青天を衝け」(NHK総合)で主人公の渋沢栄一を演じる吉沢。冒頭のコメントは同ドラマの撮影について述べたものだ。

 

吉沢の“手ごたえ”の成果もあり、「青天を衝け」の初回放送は視聴率20.0%を記録(関東地区)。大河ドラマとしては13年「八重の桜」の21.4%以来、8年ぶりに20%の大台に乗せてのスタートとなった。

 

さらに、吉沢の評判も上々の様子。ネットではこんな声が上がっている。

 

《吉沢亮演じる栄一が明るく元気でいきいきしていて魅力的で良かったね》
《主役の吉沢亮さんは、映画キングダムの演技も良かったので、期待が持てます。がんばって欲しいです》
《吉沢亮さんの演技が新鮮でまっすぐで、見ていて気持ちがいいです。次も見る》

 

薬物確認書も導入…NHKが苦戦する大河ドラマの不祥事対策
画像を見る 「青天を衝け」の初回放送は視聴率20.0%を記録(関東地区)。

 

そんな吉沢だが放送前、「大河主演は早いのでは」との声も多々上がっていた。

 

「吉沢さんは10年に俳優デビューを果たしました。これまで大河で主演を務めてきた俳優たちのなかでは、俳優歴が短いほうかもしれません。そのため、当初は局内で“どよめき”も聞かれました」(ドラマ関係者)

 

異例中の異例となる大抜擢だが、実は彼が大河に起用された理由のひとつに“クリーンさ”もあるという。

 

振り返ると19年の「いだてん」のピエール瀧(53)やチュートリアルの徳井義実(45)、そして20年も「麒麟がくる」の沢尻エリカ(34)といった出演者の不祥事が相次いでいるのだ。

 

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