太田光に切り込んだデーブ・スペクター(写真:時事通信) 画像を見る

「サンデージャポン」(TBS)での旧統一教会をめぐる発言で、毎週のように炎上し続けている爆笑問題の太田光(57)。

 

10月3日放送回ではジャーナリスト・有田芳生氏(70)らを招いて生討論を行ったが、番組終了後にはさっそくTwitterで《太田は統一教会の味方》《番組司会はもう無理でしょ》など批判が続出。今週も“太田光をテレビに出すな”というハッシュタグが飛び交うなど、火種はさらに強まる事態に。そんななか、番組でのデーブ・スペクターの発言に賞賛の声が相次いでいるーー。

 

前週の9月25日放送回では「デーブさんも、救いたいと思っているわけですよね。で難しいのは、統一教会側も救いたいっていう。この『救うと救う』がぶつかっちゃっているところだと思うんですよね」と発言したことから、“教会を擁護している”との批判が殺到した太田。さらには「今までも拉致して、閉じ込めたりなんかして。いろいろ問題が起きてきて。やっぱりこの長い時間をかけてまだ答えが見つかっていないことだから、何ていうのかな。簡単なことではないと思う」など、信者を奪還しようとする家族たちの行動に対して“拉致”“閉じ込め”などの表現をしたことで大炎上していた。

 

これに対して、有田氏はTwitterで《太田光さんのこの発言。すっかり統一教会の主張です》《僕が太田光さんの発言を許せないのは統一教会から子どもを脱会させたいと苦労してきた多くの親御さんたちの苦労を知っているからです》とコメント。さらには《現場を知らないのに発言するな》と厳しい言葉で糾弾していた。

 

そうした経緯から実現した、この日の生討論。冒頭から有田氏は統一教会から子どもを脱会させようとしてきた家族たちの50年にわたる戦いを語り、「太田さんについて言いたいのは、拉致監禁ということを言ってるのは統一教会の主張なんで。そのことはやめていただきたい」と主張した。

 

すると太田は「僕は有田さんにちょっと一つ誤解されてないかもしれないけど、言いたいのは、僕は統一教会側の意見を代弁してるわけではなくて、統一教会から何か関係があるということも一切ありません」と切り出しつつ、「で、あの保護説得。たしかに拉致監禁という言葉は僕の言葉選びが間違ってたっていうことに関しては親御さんに対する配慮がなかったんだなと思うから、それは申し訳ないなと思うんだけども。その保護説得の歴史っていうのが、今まであるじゃないですか」とコメント。70年代のアメリカであったという家族による強引な形での説得を引き合いに出しながら、旧統一教会信者の保護説得の方法も“ある時期”において問題があったと主張し始めたのだ。

 

「そういう歴史があってまさに有田さんの言う、空白の30年の中にそうやって保護説得の仕方もやり方を変えようよと。いろんなもうちょっとわかるようにしていこうよっていう歴史がある中で、今この問題がポンとまさに空白の30年の中でポンと起きた場合に、またその過程を知らない人たちがほとんどじゃないですか。で初期のその乱暴なものに戻ってしまう危険性は、僕は感じてるんですよね」

 

出典元:

WEB女性自身

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