ドラマ『クロサギ』撮影に励む黒島結菜 画像を見る

10月21日からスタートした平野紫耀(25)主演の新ドラマ『クロサギ』(TBS系)。各メディアによると、初回放送の平均世帯視聴率は9.2%で、個人視聴率は5.3%(ともに関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったという。

 

同じTBSで放送された06年版では主人公・黒崎を山下智久(37)が、ヒロインの吉川氷柱を堀北真希(34)が演じ、08年には映画化もされた。

 

いっぽう、今作では氷柱を黒島結菜(25)が演じ、刑事・神志名将役には井之脇海(36)が登場。2人は先月末に最終回を迎えたNHK連続テレビ小説『ちむどんどん』に出演した“朝ドラコンビ”でもあり、ネット上では歓喜の声が上がっている。

 

《黒島結菜さんと井之脇海さんのちむどんどんコンビも密かに楽しみ》
《黒島結菜ちゃんも井之脇海くんも朝ドラ終わってすぐ別のドラマって大変そうだけど朝ドラとは違う人として見れるのさすが役者さんだなぁ》
《黒島さんと井之脇さん 今後絡みがあるのかなー ちむどんとまた雰囲気が全然違って役者さんすごいー》

 

「Twitterでは『#クロサギ』が世界と日本でトレンド1位になるなど、平野さんをはじめとするキャスティングが話題を呼んでいます。『ちむどんどん』では黒島さんがヒロイン・暢子を演じ、井之脇さんは暢子と共に働く料理人を演じました。実は氷柱の弟役を演じている田中奏生くん(16)も、『ちむどんどん』で暢子の夫・青柳和彦の少年時代を演じていたのです」(テレビ誌ライター)

 

『クロサギ』での黒島について“ぴったり”“応援したくなった”と好演を評価する声もあるいっぽう、「暢子」を重ねてしまう人もいるようで……。ネット上では厳しい声も上がっているのだ。

 

《ドラマ自体は面白い。スピード感もある。でも、冒頭のナレーションから「暢子」。拙い英語で道案内する感じも「暢子」。「暢子」の残像ばかりがチラつく。黒島結菜ってどれも一本調子。「お金、いくらぐらいなくなったの?」って完全にデジャヴ》
《黒島結菜ちゃん、やっぱり暢子にしか見えない もう少し演じ分けてほしかったな》
《黒島結菜ちゃん暢子抜けてない、、、 暢子にしか見えない…… 平野なのに見る気にならない…… なんてこった》

 

黒島演じる氷柱のキャラクターは、努力家で正義感が強い女子大生。父親が詐欺被害に遭ったことを機に黒崎と出会うが、詐欺師を詐欺でやり返す方法に納得がいかず反対する一幕も。尾を引く『ちむどんどん』の影響について、テレビ局関係者は言う。

 

「氷柱の真っ直ぐなキャラクターが暢子を彷彿させている面もあるかもしれません。暢子は突如として大勢の前で決意表明したり、相手に対して一方的な物言いで主張したりすることもあり、視聴者から“ヒロインなのに共感できない”といった声が相次ぎました。

 

『ちむどんどん』は強引なストーリー展開や粗削りな演出に、放送が進むにつれて徐々に批判が増加。通常の朝ドラでは結婚や出産を経てヒロインの人間的な成長が描かれるものですが、暢子の空気の読めなさは変わらないままでした。決して黒島さんに非があるわけではないのに、脚本や演出のせいでドラマ終了後も暢子のイメージを背負ったままになっているようです」

 

『クロサギ』はまだ始まったばかり。暢子の呪縛を払拭し、『クロサギ』が新たな代表作となることを期待したい。

出典元:

WEB女性自身

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