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12月3日に公開を控える人気バスケ漫画『SLAM DUNK』の新作アニメ映画『THE FIRST SLAM DUNK』。11月4日に“湘北メンバー5人”の声優陣が発表されたが、93年~96年に放送されたテレビアニメ版から一新されたため波紋を呼んだ。

 

「主人公の桜木花道を木村昴さん(32)、流川楓を神尾晋一郎さん(40)など錚々たる人気声優たちが発表されました。なお、アフレコなども2年前から行われていたといいます。しかし、テレビアニメ版を担当した草尾毅さん(56)や緑川光さん(54)たちも現役で活躍中のため、突然のチェンジに『なぜ?』と戸惑ったファンが多かったようです」(テレビ局関係者)

 

多くの賛否を受けてか本作の公式Twitterアカウントは10日、「みなさまへ」と題して次のように声明を発表した。

 

《特番をご視聴いただいたみなさま、ありがとうございます。また、たくさんのご意見やご感想をお寄せいただきありがとうございます。たくさんの反響をいただいている中で、作品を楽しみにしてくださってる方々のさまざまな思いを受け止めております》

《私たちは、スラムダンクを昔から愛してくださってる方も、はじめて見る方も、とにかく楽しんでもらいたい、という思いで制作を続けてきました。映画はまもなく完成します。みなさまに楽しんでいただける作品になるよう、監督・スタッフ一同、最後まで心を込めて制作してまいります》

 

ところが、このメッセージに対して《スタッフは全く批判されている理由が解って無いね》《そんなお気持ち表明されてもwww》と冷ややかな声が上がっているのだ。

 

多くのファンたちが納得できない理由は、声優陣の交代以外のところにあるという。ある制作関係者が言う。

 

「新ボイスキャストを発表する以前に、前売り券を発売していたことに不信感が高まっているのです。発表2カ月前の9月16日からは、キャラクタービジュアルが描かれた全5種類のムビチケカードの販売が開始されました。さらにYouTubeの『東映アニメーションミュージアムチャンネル』では、8月10日から順次テレビアニメ版が期間限定で公開されています。このチャンネルで復習をしていたファンも多くいたようです」

 

ただ、テレビアニメ版から約30年もの月日が経っていることもあり、声優交代は不自然なことではないという。

 

「これはテレビアニメですが、今年10月からスタートした『うる星やつら』の新作も81年版から声優交代がなされました。しかし早い段階で公表していたため、物議を醸すことはありませんでした。今回のケースは、キャスト変更を伏せたまま前売り券を販売するなど、古くからのファンを期待させるようなプロモーションが裏目に出てしまったのでしょう」

 

ネット上では制作サイドの“後出し商法”に、いっそう厳しい声が上がっている。

 

《なんか根本的に違う気がするんだけど…キャスト変更情報を出さずに前売りを発売して、公開1ヶ月前になって「実は2年前にオーディションもしてて、キャスト変わります!」みたいな後出しジャンケン感にモヤモヤしてるんだよね…キャスト変更がどうこうというより、やり方に対してなんだけどなぁ》

《大多数の人が怒っているのはスラダンの映画が声優交代発表の前にムビチケを売った事なのよ。この点を素直に謝罪するべきなんだけど、多分それをしたら返金対応しなくちゃいけないから、論点ずらして、声優交代批判にすり替えているように思える。誠意が見られないのはそういうところ》

《声優交代は仕方ないとして発表のタイミングが悪すぎた。色々とチケットの発売前とかだったら見る人は見るし見ない人は見ないで終わってたのに。てか前売り発売してるのに未だに内容が分からないのも中々…》

《「全く新しいものを作る」つもりなのであったなら、諸々発売前に公開すべき情報が沢山あったはず。声優交代が火種だと言う認識はやめて欲しい。新旧共にキャストさん達に罪は無い》

出典元:

WEB女性自身

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