アメリカからテレビの撮影クルーらとともに帰国した中居 画像を見る

羽田空港で黒い帽子をかぶり、キャリーケースを引きながらうつむきがちに歩く男性が。10人ほどのファンに囲まれるも、制しながら進むのは中居正広(50)だ。

 

第5回WBCの決勝から一夜明けたこの日、アメリカから強行日程で帰国していたのだ。中居は現在も病状を明らかにしていないが、昨年9月に『週刊新潮』が盲腸がんの手術を受けたと伝え、『女性セブン』は昨年11月に再手術したと報道。

 

11月上旬から休養し、一時は激痩せが心配されていたが、今年1月中旬に『中居正広のキャスターな会』(テレビ朝日系)などのレギュラー番組に復帰すると、WBCでは侍ジャパンの公認サポートキャプテンに就任した。

 

「野球好きの中居さんは、’13年の第3回大会、’17年の第4回大会に続き、WBCのリポーターに選ばれました。しかし仕事に復帰しているとはいえ本調子とはいかないようです。ベンチの横から試合をリポートするというライブ感を伝える役割も、前回大会に比べて話す回数が少なかったです。また前回大会までは立って試合を見ていたそうですが、今回は座っていることが多かったといいます」(スポーツ紙記者)

 

準決勝と決勝のリポートのため、10時間を超えるフライトを経て、米国・マイアミに渡った中居。現地での様子をテレビ局関係者はこう語る。

 

「初めての決勝でのリポートにテンションは高めでしたが、裏側ではぐったりしていましたね」

 

それでも快進撃を見せた侍ジャパンへ“名言”を連発する。

 

準決勝のメキシコ戦では、不振が続いていた村上宗隆選手(23)に逆転サヨナラヒットが出ると「村上選手おはようございます!」とリポート。決勝のアメリカ戦でも、打者として活躍しつつ、9回のマウンドに登った大谷翔平(28)を「泥だらけのストッパー」と称していた。SNS上では、こうした中居の発言に《名言がすぎる!最高!》と称賛の声が。

 

決勝戦の後の活躍にも期待がかかったがーー。

 

「当初は、優勝会見やTBS系列の決勝の再放送の冒頭に、中居さんが生中継で出演することも検討されていました。しかし、中居さんの体力面を考慮して見送り、再放送の冒頭にメッセージを寄せる程度でした」(前出・テレビ局関係者)

 

生中継で自らの表情が映されるリスクを避け、“テレビは無理”という決断を下した中居。3月18日放送のラジオ番組『中居正広 ON&ON AIR』(ニッポン放送)でリポート業を「大変なんですよ」と語っている。

 

冒頭の空港での中居の顔はゲッソリと痩せて青ざめているように見えた。身を粉にして世界一を伝え、帰国した姿はさながら“泥だらけのリポーター”だったーー。

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